「ガレット・デ・ロワ」は、新約聖書に登場する東方三博士がキリスト誕生のお祝いに訪れたエピファニー(公現節)にちなんだものとされ、近年日本でも新年を祝うお菓子として注目を浴びているフランスの伝統菓子だ。紙の王冠が乗ったパイの中には「フェーヴ」と呼ばれる小さな陶器が隠されており、これを当てた人はその日一日、王冠をかぶり「王様」「王女様」として祝福され、その1年をハッピーに過ごせると言われている。
特にフランスでは新年を祝うお菓子として欠かすことのできない「ガレット・デ・ロワ」を、フランス産発酵バター エシレの専門店「エシレ・メゾン デュ ブール」でも毎年発売しており、この時期だけの贅沢な味わいとして大きな支持を集めている。
「エシレ・メゾン デュ ブール」が手がけるのは、「ガレット・デ・ロワ・エシレ」(直径約18cm)。エシレ バターを100% 使ったパイ生地でしっとりと味わい深いアーモンド クリームを包んで焼き上げている。パイ生地は広げたバターに生地を折り込む「アンヴェルセ」という製法でしっかり丁寧に生地を伸ばすことにより、ハラハラサクサクとした繊細な食感に仕上げた。職人の手仕事によるレイエ(切り込み模様)の美しさ、エシレ バターの香り高く芳醇な味わい、パイとフィリングの絶妙なバランスなどが、絶妙に絡み合い、新年を祝う楽しいひとときにふさわしい極上の味わいとなっている。
「ガレット・デ・ロワ」のお楽しみのひとつである「フェーヴ」は、エシレ村で放牧されているホルスタイン牛がモデルのオリジナル。「ÉCHIRÉ」のネームプレートを抱えてのんびり佇む姿にほっこり癒されるという声も多い。
なお、コレクターも多い、イヤリーココット「エシレ・ココット 2024」はすでに発売中だ。
ガレット・デ・ロワ・エシレ
販売期間/1月2日(火)~6日(土)
・1日15台限定(予約不可)。
・フェーヴと王冠は別添え。
・「エシレ・ココット 2024」は現在発売中。予約不可。限定数到達次第終了
販売場所/エシレ・メゾン デュ ブール(ÉCHIRÉ MAISON DU BEURRE) 東京都千代田区丸の内2-6-1 丸の内ブリックスクエア 1F
営業時間/10:00~19:00(不定休)
https://www.kataoka.com/echire/maisondubeurre/
Text: Aya Hasegawa

