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モネが過ごした場所や歴史が投影されたメニューを堪能。『睡蓮の池』をテーマにした、アフタヌーンティーがお披露目

東京・竹芝の「メズム東京、オートグラフ コレクション」が、箱根のポーラ美術館とコラボ。8月31日(土)まで、印象派を代表するフランスの画家クロード・モネの作品『睡蓮の池』をモチーフにした「アフタヌーン・エキシビション」を提供している。

アフタヌーン・エキシビション チャプター11『睡蓮の池』平日¥7,000~、土日祝¥8,000~(税・サービス料込)

芸術家のアトリエがテーマの16階バー&ラウンジ「ウィスク」に、印象派を代表するフランスの画家クロード・モネ(以下、モネ)の作品『睡蓮の池』をモチーフにした「アフタヌーン・エキシビション」が登場中だ。

メズム東京は、これまで複数のアート作品をテーマに「アフタヌーン・エキシビション」を開催してきた。今回は初めて、美術館の枠を超えた新しい挑戦を続け「心をゆさぶる美術館」をビジョンに掲げるポーラ美術館とコラボレーションを実現。「アフタヌーン・エキシビション」の第11弾として、ポーラ美術館の収蔵作品の中でも特に人気の高いモネの作品『睡蓮の池』をアフタヌーンティーに昇華した。

2024年は、印象派の誕生から150周年を迎えるアニバーサリーイヤーだ。1874年、まだ無名だったモネや、ピエール=オーギュスト・ルノワール、エドガー・ドガ、アルフレッド・シスレーなど約30名の画家がフランスのパリで初めてグループ展を開催したのが印象派の始まりと言われている。

モネは美術史に新たな1ページを加えた印象派を代表する画家で、ノルマンディー地方の変化する自然を題材に多様な色彩の風景画を描いた。また、1889年開催のパリ万国博覧会の際に造成された日本庭園と睡蓮の展示に刺激を受け、自邸に睡蓮を植え、日本風の橋を架けた水の庭園を造園。86歳で亡くなるまで200点以上の睡蓮の作品を描いている。

今回の「アフタヌーン・エキシビション」チャプター11では、「旅の画家」とも称されるモネが過ごした地域や歴史を背景した8種類のスイーツとセイボリーで構成。なめらかなクリームが詰まったシューと、モネと同じ時代にパリで誕生したパイ生地を楽しめるケーキ「サントノーレ」や、アルコールを飛ばしたラム酒風味のシロップ漬けケーキに旬のいちごをトッピングした「サバラン」、国産そば粉を使用し生地からこだわった「ガレット」、ドライトマトをアクセントにした「フィナンシェサレ」など、メズム東京ならではのアレンジを加えたスイーツ&セイボリーを取り揃えた。

そのほか、『睡蓮の池』を再現したメインプレートも用意。柳の木々を連想させる鮮やかな緑色の柚子ゼリーと抹茶・小豆のムースに、チョコレートムースとサブレショコラを重ね、水面にかかる日本風の橋をイメージしたホワイトチョコレートを飾り付けた、和と洋が融合したスイーツに仕上げた。

間もなく訪れる初夏から夏の眩しい太陽の季節にぴったりの、目にも涼しげなアフタヌーンティー──、16階から眺める東京の水辺の輝きと浜離宮庭園の景色と、それを照らす光とともにぜひ堪能したい。

Nacasa & Partners Inc.

アフタヌーン・エキシビション チャプター11『睡蓮の池』
提供期間/~8月31日(土) 
提供時間/平日14:00~、14:30~、18:00~、18:30~、土日祝14:00~、14:30~、15:00~
提供場所/バー&ラウンジ「ウィスク」 東京都港区海岸1-10-30 メズム東京、オートグラフ コレクション16F
料金/平日7,000円~。土日祝8,000円~(税・サービス料込)
予約/https://qr.paps.jp/Dj9k3
・前日の21:00までに要予約
https://www.mesm.jp/

Text: Aya Hasegawa