1. “素”に立ち返ったノーメイクルック
2025年春夏シーズンで光ったのは、“素”に立ち返り、ありのままの美しさに焦点を当てたノーメイクルック。“すっぴん風”ではなく、文字通りノーメイクであるのがポイントだ。コリーナ ストラーダ(COLLINA STRADA)ではディック・ページが話題のスキンケアブランド、ディユー(DIEUX)のプロダクトを使って究極のナチュラルビューティーを表現。ブランドンマックスウェル(BRANDON MAXWELL)では、ダイアン・ケンダルがメリット(MERIT)のスキンケアをベースに、無駄を削ぎ落としたコレクションにマッチするフレッシュなルックを完成させた。
2. ポニーテールはアートの領域に
昨春のリボントレンドに引き続き、2025年春夏はまとめた髪にちょっとしたデコレーションを添えたスタイリングが注目の的に。デコレーションは派手なヘアアクセサリーである必要はない。ケイト(KHAITE)ではカスタムメイドのゴールドクリップが飾られた一方、オフホワイト(OFF-WHITE)ではジャワラがポニーテールの一部をコードで巻いて、モダンなエッジを効かせたルックを作り上げた。
3. 洗練を極めたツイストアップヘア
ラクワン スミス(LaQUAN SMITH)やウィーダーホーフト(WIEDERHOEFT)で際立ったのは、洗練されたツイストアップヘア。自宅で再現するのは難しいと感じるかもしれないが、デボラ・パガーニ(DEBORAH PAGANI)やザ・ヘア・エディット(THE HAIR EDIT)がプロデュースするクラシックなフレンチピンがあれば思いの外簡単だ。ブラッシング前にドライシャンプーのようなプロダクトを使って髪を整えたら、あとはねじってピンで留めるだけ。
Text: Margaux Anbouba Adaptation: Motoko Fujita
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