CELEBRITY / NEWS

『アクアマン』続編のジェームズ・ワン監督、アンバー・ハード出演シーンをカットの噂にコメント

『アクアマン/失われた王国』のジェームズ・ワン監督が、アンバー・ハードの出演シーンを大幅カットしたというウワサにコメントした。

『アクアマン』(2018)撮影中のアンバー・ハード、ジェームズ・ワン監督、ジェイソン・モモア、ウィレム・デフォー。

Photo: Jasin Boland/ © Warner Bros./courtesy Everett Collection

DC映画『アクアマン』(2018)にメラ役で出演し、ジェイソン・モモア演じるアーサー・カリー/アクアマンのサイドキックとして世界を救ったアンバー・ハード。元夫ジョニー・デップとの泥沼離婚が影響し、続編の『アクアマン/失われた王国』から大幅カットされたと囁かれたが、監督のジェームズ・ワンがこのウワサについて「エンターテインメント・ウィークリー」のインタビューで触れた。

「最初から皆に話していましたが、『アクアマン』第1弾はアーサーとメラの物語で、第2弾はアーサーとオーム(パトリック・ウィルソン)の物語」だとコメント。「第1弾はロマンス・アクション・アドベンチャー映画で、第2弾はブロマンス・アクション・アドベンチャー映画です」と続けた。しかしネタバレを避けるために「この辺にしておきましょう」と話し、続編映画について多くを明かさなかった。

元夫と泥沼離婚劇を繰り広げたアンバーは、アメリカ・バージニア州で行われた名誉棄損裁判で、「すでに脚本をもらっていましたが、新しい脚本をもらってみるとアクションシーンがカットされていました。ネタバレをしないように説明すると、私と別のキャラクターの戦闘シーンです。多くのシーンがカットされました」と証言。さらに彼女の役どころが「大幅に削減された」と述べていた。

しかし、同じ裁判で証言をしたDCの当時のトップ、ウォルター・ハマダは、メラの活躍は物語の最初にあると語り、続編はジェイソンとオーウェンの「バディ・コメディ」になるとコメント。今回のワン監督のインタビュー内容と合致する。またプロデューサーのピーター・サフランは、ジョニーのファンによるアンバー降板を求めるネット上でのキャンペーンが影響したかとの問いに対し、「正直なところ、純粋なるファンのプレッシャーですから、反応すると思えません」と、2021年7月に「デッドライン」のポッドキャスト「Hero Nation」で話し、「映画にとって最善となる事をするだけです」と語っていた。

先日、ワーナー・ブラザースが12月20日に全米公開する『アクアマン/失われた王国』のティーザー予告編を公開。アンバーが出演しない可能性も囁かれる中、31秒の短い予告映像の中にも彼女の姿があった。同作は2024年1月に日本公開する。

Text: Tae Terai