実父による成年後見人制度を乗り越え、昨年6月に結婚したブリトニー・スピアーズとサム・アスガリ。「TMZ」によると、先週ブリトニーの浮気疑惑をめぐって2人は激しい口論となり、サムが一緒に暮らす自宅から出て、自身が所有する家で現在は暮らしているそうだ。8月16日(現地時間)、サムがブリトニーとの離婚を申請したと「ピープル」など複数のメディアが報じている。2人は婚前契約を結んでいるが、すでにブリトニーはセレブ御用達の敏腕弁護士として知られるローラ・ワッサーを雇ったという。
ブリトニーとサムは、2016年にブリトニーの楽曲「Slumber Party」のミュージックビデオ撮影で知り合い、交際に発展。成年後見人制度が解除された2022年6月にロサンゼルスの自宅にて挙式した。結婚式には約60人のゲストが招待され、パリス・ヒルトンやセレーナ・ゴメス、ドリュー・バリモア、マドンナの姿もあった。元夫ケヴィン・フェダーラインとの間に2人の息子がいるブリトニーは、挙式前の昨年4月にインスタグラムで妊娠を発表したが、翌月に流産したことを公表している。
2008年以来、ブリトニーは13年にもわたって実父ジェイミー・スピアーズによる成年後見人制度を適用されてきた。この解除に向けてブリトニーが裁判で争う間、サムは彼女の側に寄り添い、支えてきた。また、2019年に彼女がメンタルヘルスケアのためリハビリ施設に入所した際も、支えたのは彼だった。ブリトニーが自由を獲得してからは、SNSの投稿などをめぐって批判を受けることもしばしばあったが、サムは公に彼女を擁護してきた。
しかしその陰で、彼は内心フラストレーションを抱えていたそうだ。この数カ月、2人のケンカが絶えず、ブリトニーがサムに暴力を振るうこともあったという。3月には、2人とも結婚指輪をせずに外出したところをキャッチされていたが、当時サムは映画撮影のため外していたと不仲説を否定していた。
Text: Tae Terai