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ストリートスタイルの足もとをブラウンが席巻
『VOGUE JAPAN』のウェブサイトをざっとスクロールすれば、2025年春のシューズトレンドがいかに多様かが分かる。最近では、アディダス(ADIDAS)「サンバ」の座を狙う新作スニーカー、メリージェーン、ボーホーシックと好相性なブーツなどをフィーチャーした。
しかし、ミクロなトレンドが無数にある現在でも、直近のファッションウィークにおけるストリートスタイルを見てみると、ひとつの明確なテーマが浮かび上がってくる。それは、どんなデザインの靴であっても、その多くがブラウン系のカラーで展開されているということ。フロントロウの足もとに注目すると、キャラメル、チョコレート、コーヒー、タン、そしてエスプレッソなど、さまざまなブラウンのシューズが視界に入る。
クラシックなデザインにヴィンテージのような趣を加えるブラウンは、ミュウミュウ(MIU MIU)のボートシューズやグッチ(GUCCI)のローファーにも採用されており、ブラックのレザーやスエードよりもエレガントな選択肢と言えるかもしれない。
また、スエードのブラウンスニーカーは、レトロな雰囲気をより引き立て、1970年代のノスタルジックな魅力を放つ。中でも、ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)の薄いソールのスニーカーはそのムードを完璧に捉えている。また、再発売されている人気のモデルの多くがブラウンで展開されており、アディダス(ADIDAS)の「SL 72」、ナイキ(NIKE)の「コルテッツ」、プーマ(PUMA)の「スピードキャット」などがその代表例だ。
こうしたブラウンスニーカーの流行の背景には、ミウッチャ・プラダの影響もある。特に、ミュウミュウとニューバランス(NEW BALANCE)によるブラウンの「530」は大ヒットし、2024年のイット・スニーカーとして人気を博した。ミュウミュウといえば、2025年春夏コレクションに登場したブラウンのフラットなローファーも見逃せない。
今回は、スニーカーやメリージェーンからブーツまで、2025年以降も活躍するベストなブラウンシューズを厳選。ぜひ以下のリストをチェックしてみて。
スニーカー:
パンプス:
ブーツ:
ローファー&ボートシューズ:
サンダル:
Text: Emma Spedding Adaptation: Reona Kondo
From VOGUE.CO.UK
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