現在「ミュージック・オブ・ザ・スフィアーズ・ワールドツアー」真っ最中のコールドプレイ。2022年にキックオフし、昨年の世界最高売上げを達成しているこのツアーで、フロントマンのクリス・マーティンがファンの少年へ、最高のバースデーギフトをプレゼントした。
それは9月23日、カナダのバンクーバーのライブ会場でのこと。当日10歳の誕生日を迎えたファンのレオ君(とその母親と思える女性)をステージにあげ、即興でバースデーソングを歌ったのだ。
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「レオ、君がこうして隣に座ってくれて嬉しいよ。君の初めてのコンサートは2023年だね。君が僕とバンド仲間たちと一緒にこの場にいてくれてすごく嬉しい。君が10歳の誕生日を迎えるのに、これ以上最高の場所は考えられないな」
いつものクリス・マーティン節を効かせながらこう歌い始めた。
「本当だったらジャスティン・ビーバーだって観に行けたはず。彼は僕なんかよりずっとセクシーだから。エド・シーランだって観に行けただろう。彼は最高だから。ジェイ・Zだってテイラー・スウィフトだって観に行けた。神からの最高の贈り物のビョンセもね。でも、レオ、レオ、レオ、君に言いたいことはただ一つ。Oh、レオ、レオ、レオ、今日ここに居てくれてありがとう。Oh、レオ、レオ、レオ、楽しんでくれているといいな。僕の兄弟レオよ、コールドプレイを観に来てくれてありがとう」
キャッチーなメロディと少年の嬉しそうな笑顔に会場もガッツリと心をつかまれ、楽曲の途中からはオーディエンスもクリスの歌に合わせて熱唱。少年にとっては忘れられない誕生日プレゼントになったことだろう。
ちなみにコールドプレイは数か月前のオランダのアムステルダムでも、カップルをステージにあげてパフォーマンスを行っている。
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そんなコールドプレイは、11月6日&7日に東京ドームでの来日公演を(YOASOBIがゲスト出演)を控えている。果たしてファンへの同様のサプライズギフトがあるのか、期待が膨らむ。
Text: Rieko Shibazaki
