ダコタ・ジョンソン 重さと柔らかさが調和
ニューヨークで新作映画『Materialists(原題)』を撮影に取り組んでいるダコタ・ジョンソンのカジュアルかつモダンなスタイルは、女性の共感を呼むポイントが盛りだくさん。カーテンバングは彼女の定番であるものの、頭頂からふんわりと厚めに前髪をとり、70年代のフレンチガール風のマイナーチェンジが新鮮だ。オレンジがかった透明感ある髪色と、ゆるくかけたウェーブが全体に軽やかを与えて。無造作に後ろ髪をアップにしてもこなれ感を生むノンシャランなバランス。
デイジー・エドガー=ジョーンズ “気負わなさ”にまとめるウェービーなアレンジ
イギリス人俳優、デイジー・エドガー=ジョーンズもちょっぴりレトロでノンシャランな髪型を楽しんでいる。前髪は眉毛よりも長く伸ばし、シームレスに両サイドに流して。ロングヘアを涼やかに魅せるビーチウェーブで抜け感を意識しつつ、顔周りは縁を描くようにふんわりと仕上げることでソフトな印象に。肌見せの服も気負わなさでシックにまとまる。
カイア・バーガー ソフトグラマーが薫るヘビーバング
カイア・ガーバーは、頬骨の下をかすめるほどの長い前髪にチェンジし、おでこが見えるようにセンター分け。瞳を強調するように丸みをもたせながらカーブさせるのが最大のポイント。また、ノスタルジック感も加わり、オールドハリウッドのようなグラマーさえ感じられる。前髪をカットするのは勇気が必要に思えるかもしれないけれど、カイアのような長さであればすぐに伸びるためハードルも低いはず。
サブリナ・カーペンター ドーリーなギークシック
ミュウミュウの最新ルックに身を包んだサブリナ・カーペンター。透けるようなブロンドのロングヘアがトレードマークの彼女は、カーテンバングを取り入れることで、ギークシックな装いもドーリーでアイコニックなスタイルへ。前髪は眉毛が見え隠れるするほどの量に減らし、眉毛を濃く仕上げることで、ギミックの効いたオーバルのメガネの個性に霞まないくっきりとした表情に。
ジュリア・ロバーツ 可憐さが見え隠れするシースルー
年齢に関係なく取り入れやすいのがこのヘアスタイルの魅力。今年56歳のジュリア・ロバーツも最近前髪をつくり、イメチェンを図ったばかり。目もとと頬骨を縁取るようにカットし、輝かしい笑顔を際立たせて。髪の隙間からおでこが少し見え隠れするシースルーバングは可憐な一面を引き出し、大きくウェーブをかけたダウンヘアが優雅さを添えている。
Editors: Maki Saijo, Kyoko Muramatsu