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キャサリン皇太子妃、がんの化学療法終了を報告。家族の様子を写した映像とともに

9月9日(現地時間)、キャサリン皇太子妃ががんの化学療法を終えたことを報告。自身のソーシャルメディアに投稿した動画のなかで、感動的なメッセージを届けた。
Photo: Courtesy of the Prince and Princess of Wales/Will Warr

キャサリン皇太子妃が9月9日(現地時間)、自身のソーシャルメディアに投稿したビデオメッセージのなかで、がんの化学療法を終えたことを報告。「夏も終わりに近づき、ようやく化学療法を終えることができ、どれほど安堵しているか言葉に表せないほどです」と語り、今後数カ月のうちに公務に復帰することを明らかにした。

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ウィル・ウォーが撮影したビデオは、キャサリン皇太子妃が夫ウィリアム皇太子ジョージ王子シャーロット王女ルイ王子と森のなかを歩くシーンから始まる。そして皇太子妃が一人で運転するシーンに切り替わると、彼女はこう続けた。

「この9カ月間は、家族にとって信じられないほど困難な時期でした。人生が一瞬にして変わり、私たちは荒波と未知の道を突き進む方法を見つけなければならなかったのです。がんの旅は誰にとっても、特に身近な人にとっても複雑で、恐ろしく、予測不可能なものです」

Photo: Courtesy of the Prince and Princess of Wales/Will Warr

ピクニックでトランプをしたり、ビーチでくつろいだりと、ウェールズ一家の仲睦まじい様子が映し出されると、キャサリン皇太子妃は胸の内をこう明かした。

「謙虚になることで、今まで考えたこともなかったような自分の弱さに直面することになり、それによってあらゆるものに対する新しい視点が生まれました。そしてこの時間は何よりも、ウィリアムと私に、人生においてシンプルでありながら重要なことを振り返り、感謝することを思い出させてくれました。ただ愛し、愛されることを」

Photo: Courtesy of the Prince and Princess of Wales/Will Warr

キャサリン皇太子妃ががんを公表してから約半年が経つが、これまでウィンブルドンでのパフォーマンスを含む数少ない公の場を除いて、彼女が表舞台に立つことはほとんどなかった。しかし今、ようやく王室の役割を再開できるほどに回復したようだ。

Text: Elise Taylor Adaptation: Motoko Fujita
From VOGUE.COM