昨年11月にカニエ・ウェストとの離婚が成立したキム・カーダシアン。ポッドキャスト「On Purpose with Jay Shetty(原題)」で、彼女は「助けを求めていない人を助けることは無理だと悟りました。全く違う考えを持つ人に自分の信念やプロジェクトを押し付けることはできません」と語り、元夫の名前こそ出さなかったものの、価値観の異なる人と過ごした過去について語った。
「考えが異なるのは問題ありません。そうやって地球はまわっているのです。だけど、もしパートナーと価値観やモラル、核となる部分が違うなら、人生は短いし、その人とは別れて、信念を同じくする人を見つけるべきです。子どもたちが友達やパートナー、恋人を探すときには、そう教えてあげたい。他人に物事を強いることはできません。自分と同じように求めるのは不可能なのです」
キムとカニエは、2012年から交際をスタートし、2014年にパリで結婚。9歳の長女ノースを筆頭に、7歳の長男セイント、5歳の次女シカゴ、4歳の次男サームと4人の子どもをもうけたのちに2021年に離婚した。カニエはキムと結婚中、大統領選への突然の出馬や、黒人に対する暴力や構造的な人種差別の撤廃を訴える「ブラック・ライブズ・マター」は詐欺であると主張するなど、物議を醸すことも多かった。
現在、キムは周囲にいる人とは固く結ばれているそうだが、過去を振り返ってこう述べている。「価値観が違っても上手くいくことがあるけれど、全く上手くいかないこともある。パートナーとの関係が上手くいかないと、失敗とみなされることがあるけれど、10年も15年も一緒に過ごしたら、それは失敗じゃないと思う。美しいことです」
Text: Tae Terai
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