2024年は「ミディボブ」がヒットの予感。絶妙な長さがキーに
昨年に引き続き、ボブヘアの人気はこれからもしばらく続きそうだ。すでにさまざまなバリエーションが生まれているが、2024年はその長さに注目してほしい。
今、多くのセレブたちがこぞってリクエストしているのが「ミディボブ」。髪を伸ばしたい人にも切りたい人にもちょうどいいレングスが魅力で、センター分けやサイドパート、ゆるやかな巻き髪など、さまざまなスタイリングができるのもポイントだ。今月に入ってからはセレーナ・ゴメスやペネロペ・クルスらが早速このミディボブへとアップデートを図っており、年齢に関係なく楽しめるヘアスタイルであることを証明している。
ミディボブはどんな顔の形や髪質の人とも相性がいいとされるが、特にゴメスのような丸顔の人におすすめ。「クラシックなあごのラインまでのボブより長く、肩にかかるくらい」がキーとなるが、自分にぴったりの長さはヘアスタイリストに相談をしよう。カットやスタイリングが合っていないと、野暮ったく見えてしまうことも。
「毛先はブラントカットで、重めに仕上げる必要があります」と説明するのは、セレブヘアスタイリストのルーク・ハーシェソン。「私はサイドを後ろよりほんの少し長めにして、程よい重さをつくっています。ここで重要なのは、肩の上で髪がはね過ぎないように調節することです」
ハーシェソンは、90年代のエリザベス・ハーリーやケイト・モス、クリスティ・ターリントンをこのスタイルの元祖として挙げ、ミディボブは今年のミニマルなビューティートレンドの流れに沿っていると言う。「肩にかかるくらいのシンプルなミディアムレングスは、控えめだけどクール。クリーンな艶さえしっかりと持たせれば、サイドに流してもよし、そのままおろすもよし。耳にかけるのもいいでしょう」
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顔を縁取るディテールを取り入れたい場合は、前髪をつくると◎。今のスタイルを劇的に一新することなく、気分をリフレッシュする完璧な方法だ。
Text: Hannah Coates Adaptation: Motoko Fujita
From VOGUE.CO.UK
