キュートなリボンモチーフ&輝きで“ネオ・Y2K”を表現
インパクト大のデザインを筆頭に、今の気分をダイレクトに表現したデザインで知られるネイリストのCABBAGE NAKAMURAさん。トレンドの“Y2K“の解釈について聞いてみた。「当時の流行そのままというよりは、今のトレンドは『NewJeans』や『aespa』などに代表される、K-POPカルチャーの影響で、より今っぽくアップデートされた“ネオY2K”的なムードが気分ですね。ですが、今回のネイルアートは、会えて日本インスパイアな“Y2K“を意識してみました。90年代にブームになった『SPEED』のスタイルなど、日本らしいスタイルを全面に。長さを出すために使ったのはチップエクステンション。裏側から好きな色を仕込めるところに加えて、ジェルよりも長さが出せるところが魅力です。長めのシェイプで、ギャルっぽい雰囲気を意識。2000年代当時は、比較的ストレートなシルエットのスクエアシェイプが主流だったので、その時の空気感をイメージ。パーツはアクリル樹脂を使って、キュートに大きめに。カラフルなメタリックパウダーで輝きを添えて、思いっきりプレイフルに仕上げてみました。よりデザインを立体的に見せるため、ネイルやパーツの上に大小のストーンも配置。”Y2K“の場合、オーロラのような偏光タイプではなく、シンプルな輝きのクリスタルを使うのがポイントですね。ネイルは常に目に入ってくるものだから、永遠に女子はときめくリボンスタイルは、気分がアガることうけ合いです」(NAKAMURAさん)
大きなアクリルパーツをアクセントに。ハウツーは動画をチェック!
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1. アクリル樹脂と型でパーツを作り、クリアジェルで土台を整えてから、チップでメタリックパウダーを重ねる。
2. チップエクステンションをつけ、全体の形を整えてからグレーのジェルをオン。
3. オーロラパウダーを重ね、1のパーツとストーンをジェルで接着したら完成!
Nail Artist Profile
NAKAMURA CABBAGE
ネイリスト。原宿でサロン「Lovl」を主宰。独創的な提案が支持を集め、この春は「マルニ」の東京コレクションでネイル部門の監修を務めた。自由で創造性溢れるデザイン力と、顧客に寄り添うサロンでのカウンセリング力を併せ持つ。後進の育成にも取り組み、シーンを牽引。インスタグラムは「@lovl__nail」、「cabbage.lovl」。
Text: Kiriko Sano Editor: Kyoko Muramatsu
シーズンごとに旬なセルフネイルデザインをお届けする本連載。今回は初夏に映える「天然石風ネイル」をご紹介。まるで自然の鉱物をそのままネイルにのせたような、ニュアンス溢れるデザインで地球のパワーを爪先から感じてみて。ハウツーを動画でもチェック!
