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モナコのシャルレーヌ妃が魅せる、ノーブルな公務スタイル

母国、南アフリカ共和国の代表として2000年のシドニーオリンピックに出場し、競泳のリレー競技で5位入賞を果たしたモナコのシャルレーヌ妃。オリンピアンの彼女は現在、高身長を活かしたノーブルな装いに身を包み、スポーツイベントやチャリティ活動に勤しんでいる。そんな公務で披露したエレガントな着こなしをご覧あれ。

エフォートレスなエレガンスを体現

Photo: PLS Pool/Getty Images

モナコのラグビー連盟とシャルレーヌ公妃財団が主催するトーナメントを訪れた際には、ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)のコットンストライプジャケットにスキニーデニムをコーディネート。エルメス(HERMES)のベルトとマノロ ブラニク(MANOLO BLAHNIK)のポインテッドトゥパンプス「Homeraso」といった上質なレザーを使用した小物類を合わせることで、カジュアルな雰囲気の中にもフォーマル感をキープした。

きらめきを放つディスコ・グラマーな一着

Photo: PLS Pool/GettyImages

モナコで最も華やかなチャリティイベントとも言われるローズボール。「ディスコ」をテーマに開催された今年、シャルレーヌ妃は眩いきらめきを放つエリー サーブ(ELIE SAAB)のスパンコールジャンプスーツで登場した。ウエストのベルトと大きく開いたネックラインが特徴的なこのルックには、1920年代を彷彿とさせるボブヘアでひねりを加えて。

リュクスなモノトーンファッション

Photo: Arnold Jerocki/WireImage

モナコeプリは、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)のブラック&ホワイトを基調としたルックで2人の子どもたちと観戦。ウエストでテーパードし、ポインテッドヘムラインに仕上げたジャケットは、ジッパーの引き手がアクセントとなっている。また、ゆったりとしたストレートカットのカーゴパンツには、サイドとバック部分にフラップポケットがあしらわれている。

ノーブルなハンサムウーマン

Photo: Marc Piasecki/WireImage

ディテールにエッジを効かせたデザインを好むことが多いシャルレーヌ妃。F1モナコグランプリでは、ルイ・ヴィトンのカスタムメイドのダブルブレストジャンプスーツを着用。プリーツの入ったシガレットパンツは、シックで洗練されたシルエットを作り出している。足もとは、ナッパレザーとヌメ革を組み合わせてコントラストをつけた「ブロッサム・ライン パンプス」。メゾンのシグネチャーである「モノグラム・ラウンドフラワー モチーフ」形のヒールが、個性的だ。

情熱の赤にハイジュエリーの眩い輝きを添えて

Photo: Marc Piasecki/Getty Images

ルイ・ヴィトンの3Dシルバーのスパンコールとクリスタルをあしらった手刺繍のトップ、ラウンドネック、オープンショルダーの赤いロングスリーブドレスを着用しモナコグランプリのガラディナーへ。ジュエリーは、同メゾンのハイジュエリー コレクション「Deep Time」よりダイヤモンドの連なりが繊細なV字を描く「Origin」のブレスレット、二重螺旋を描くDNAからインスパイアされた「Myriad」のイヤリングをコーディネートしている。

繊細なレースがドラマチックなカスタムガウン

Photo: Pascal Le Segretain/Getty Images

エリーサーブのシルクドレスを着用し、第63回モンテカルロ・テレビ祭の閉会式へ。上半身のアシンメトリーなカッティングと遊び心のあるレースのディテールが際立つ一着は、2024年春夏コレクションではジャンプスーツとして発表されたが、ロングドレスにカスタムされている。フロアレングスのケープも付け加えて、よりダイナミックなスタイルに仕上げられた。

Text: Makiko Yoshida

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