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ライアン・レイノルズ、『デッドプール&ウルヴァリン』のためにマドンナに直談判していた

ライアン・レイノルズは、『デッドプール&ウルヴァリン』で「Like a Prayer」を使用するためにショーン・レヴィ監督とともにマドンナに直談判したそうだ。

『デッドプール&ウルヴァリン』のNYプレミアにはマドンナも来場し、ショーン・レヴィ監督とライアン・レイノルズ、ヒュー・ジャックマンとレッドカーペットで撮影に応じた。

Photo: Kevin Mazur/WireImage

『デッドプール&ウルヴァリン』のライアン・レイノルズとショーン・レヴィ監督は、マドンナに「Like a Prayer」の使用許可を得るために直談判したそうだ。レヴィ監督がライアンらと一緒に出演したSiriusXMで、「マドンナに直接会いに行って、『Like a Prayer』を使用したいシーンを見せました」と明かした。

ライアンによると、マドンナの楽曲の使用許可を取ることは非常に難しく、特に全米No1を3週連続で記録した1989年のヒット曲「Like a Prayer」はこれまで一度も使用許可が出ていなかったという。「使用許可を願い出るのは大事だったけれど、実際に使用するのは、もっと大変なことでした。僕らは彼女に会いに行って、楽曲をどのように使用するのか、どこで、どうして使用するのか、説明しました」と振り返る。レヴィ監督は、まるで王族との面会のようだったと振り返り、ライアンは面会の際、彼女を何と呼ぶべきか事前にスタッフに確認するほど、緊張したという。

交渉が功を奏し、「Like a Prayer」は本編と予告編で使用され、強い印象を残したが、自分のパフォーマンスに強いこだわりがあることで知られるマドンナは、曲の使用許可を与えるだけでなく、使用に際して注意点も添えてきたそうだ。「彼女はすばらしい注釈もくれました」とライアンは明かす。「彼女は(本編を)観て、『こうすべき』と言ってくれたんです。冗談ではなく本当です。しかもスゴイことに、彼女の意見は的を射ていたんです」。レヴィ監督も語る。「僕らは彼女の指示をもとに、48時間以内に新たにレコーディングしたんですが……シーンがずっと良くなりました」

『デッドプール&ウルヴァリン』には、マドンナのほか、イン・シンクやグー・グー・ドールズ、ファーギーアヴリル・ラヴィーン、アレサ・フランクリン、グリーン・デイ、そして本作でウルヴァリン役に復帰したヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』(2017)の楽曲も使用されている。

Text: Tae Terai