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パールに込めたジョルジオ アルマーニ プリヴェの最新コレクションを見た感想は?
土屋太鳳がショーで着用したのは、2024年春夏コレクションのタキシードジャケット。さりげなく肌を見せるエストコンシャスなデザインが印象的だ。そこに合わせたのは、 波を表現したような動きのあるシフォンのパンツスカート。オールブラックながら、エレガントな華やかさが感じられる着こなしに。
「世界中の美しさと世界中の愛らしさ、世界中の憧れと世界中の親しみやすさ、それらにクールさが融合され、凝縮され、昇華されて生み出された、まさに真珠のようなプリヴェでした。とても神秘的で神々しい世界......。あれはもしかしたら、『人という存在は、本来はもっと神秘的なのかもしれないよ』というアルマーニさんのメッセージかもしれません。真珠も衣装も、時間をかけてつくられます。それらを、同じく時間をかけて育った『人』が身に着けることによって物語が成り立ち、繋がり、輝いていく。まるで目の前で宇宙が生まれて、その宇宙に包み込まれるような時間でした。そして、モデルさん方によって世界が更に広がり、着こなしは生き方が滲み出るものだと感じました。アルマーニさんは、これからも人々の心をリードし、タイムレス・エレガンスを実現なさる方だと思います。心から感謝し、尊敬しております」とショーの余韻を語ってくれた。
一方、片寄涼太は2024年春夏メンズコレクションから80年代のムードが感じられるシルクセットアップをセレクト。軽く緩やかな仕立てが特徴で、素材やシルエットの揺れ感からは上品さが漂う。そして、初めて観るオートクチュールコレクションについて次のようにコメント。
「最初のルックから言葉を失う感覚でした。美しさに圧倒される時間を浴びたような印象です。オートクチュールのコレクションは個人的にも初めて拝見したのですが、会場の熱気と華やかさにはメンズショーのそれとは全く違う圧倒されるものでした。そしてファッションのあり方に向き合いながら、“デザイン”を重んじるブランドの本質的な熱意と勇ましさをまざまざと感じました。“真珠”がテーマということもあり、『自然に磨かれた美しさに勝るものはない』と感じさせられる貴重な体験でした。さまざまな人生のステップのなかで、上澄みだけでない“成熟”というチョイスを目指したくなる、普遍的なコレクションに感じました」