各都市のオフランウェイでは、先シーズンに引き続き、いやそれ以上にテイラードジャケットを着たクールな来場者が目立った。ボクシーなシルエットのテイラード、シャツタイなどのマニッシュなアイテムがトレンドであるうえ、5月5日に開催されるメットガラがブラック・ダンディズムをフィーチャーしていることもあり、スーツやジャケットを軸にしたコーディネートの人気はさらに高まりそう。今回は数あるスナップの中から、今シーズン参考にしたい旬なジャケットスタイルのティップスをお届けする。
素肌にジャケットを纏って
キアラ・フェラーニは、今シーズンらしいボックスシルエットのスーツでステラ マッカートニー (STELLA McCARTNEY)のショーに来場。オフランウェイやレッドカーペットでは定番の、素肌にジャケットを羽織るスタイルで抜け感を演出し、首もとのネックレスやポインテッドトゥのシューズで上品に格上げした。また、ブラックスーツを選ぶ場合も、素肌にジャケットがオススメ。重たくなりすぎず、クールな着こなしを叶えてくれる。
シアー素材とのレイヤードで軽やかに
素肌にジャケットはハードルが高いという人には、オーガンジーやレースなどのシアー素材のアイテムとのレイヤードをレコメンドしたい。透け感のあるインナーをチョイスし、ほんのりヘルシーに肌見せすれば一気に軽快な印象に。下のスナップのようにシアースカートを取り入れるのも効果的。
旬のブラウンスーツにトライ!
パントン(PANTONE®)社が2025年の色として、暖かみのある“モカ・ムース”を選出し、ブラウン系のアイテムに注目が集まっている今季、ストリートでは旬なカラーを取り入れたファッショニスタをキャッチした。エレガントなオーラ漂うブラウンスーツは、オフィスルックにもぴったり。ブラックやグレーといった定番カラーから脱却し、旬顔を狙ってみるのも◎。
Photos: Getty Images
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