ラベンダーが描く“ヌーディ”の最新形、バーバリーの「ハイ ティー」/三谷 徹
「バーバリー シグネチャー」は、先日日本上陸を果たしたばかり。9つある香りの中でも、この「HIGH TEA」に夢中です。ワンプッシュ腕に付けるだけで、肌からあたたかくも高揚するような深い香りが立ち、今すぐ全身ベージュのファッションで出かけたくなります。なんというか、“ヌード”の最新形といった印象。英国メゾンならではの「アフタヌーンティー」をテーマした香りで、ローマン カモミールをラベンダーが包み込み、アクセントでパチョリの土っぽさも感じる絶妙なブレンド。香りを見に纏う度に触れる、レザーのノットやトレンチコートのボタンのようなキャップも非常に贅沢です。
ディプティックを代表する名香、「オルフェオン」が限定ラベルで登場/山口理沙
ディプティック(DIPTYQUE)創業者たちが当時、足蹴く通っていた伝説のジャズクラブ「オルフェオン」よりインスパイアされた名香が、青とシルバーの限定ラベル(クラブに実在した柱をオマージュしたとのこと)になって新登場。“ジャズクラブ”というだけあって、トップはウッディなタバコの残り香やアルコールの弾ける香りなどの活気を連想させますが、肌に馴染むとあら不思議。つけ心地の良いパウダリーな香りへと変化するのです。昼夜のシーンを選ばずかつ性差関係なく纏えるので新生活に向けてのプレゼントにもぴったり。シュッとひとふき香ってみれば「オルフェオン」が愛される理由が分かるはず。
“新たな始まり”を予感させるBYREDOの新作フレグランス/小齊りえ子
新章の始まりを予感させる春先にぴったりの香りがバイレード(BYREDO)から登場。香りの核となるアルデヒドのインパクトが思考をニュートラルに整えるとともに、普遍的な清潔感をもたらします。与える第一印象が清潔感だとしたら、これを纏う人があとに残す印象は、芯のあるピュアネスと温かみ。ブラックペッパーのアクセントが意識をクリアにし、ムスクやカシミアウッドが人肌の体温を、そこへ調和するフローラルノートが華やかさを添えて。控えめながらも存在感のある佇まいを纏える「ブランシュ」、初対面の好感度の高さを狙いたい人にもぴったりです。
春のお出かけに連れていきたい、麗しき限定デザイン/河津美咲
アンバー ウッディのセンシュアルな魅力に引き込まれるシャネル(CHANEL)のココマドモアゼルが限定の装いで登場。ゴールドのチェーンとパールで飾られた姿は、まるでジュエリーのよう。コンパクトなサイズ感も持ち運びに便利で唯一無二の相棒となりそうです。外出先でシュッと香りを纏う仕草が優美で奥ゆかしいものへと変化し、いつでもどこでも気持ちを高揚させてくれるだけでなく、ソフトな華やかさが弾ける香りは、気分をリフレッシュさせるのに最適。限定品なので、早めにチェックを。
ユーカリとシダーウッドの静謐さ。グリーン系の名香がル ラボから/村松杏子
ユーカリとシダーウッドのフレッシュさ!そこに暖かさのあるムスクとフランキンセンスがふっと顔を覗かせて。2月に新たにル ラボ(LE LABO)のクラシックコレクションに加わった「ユーカリプタス 20」は、名前の通り、力強くしげるユーカリの木をイメージした香り。すっと深呼吸させたくなる爽やかさがありながらも、しっかりと心をグラウンディングさせてくれる二面生のある調香は仕事のシーンで活躍中。ジェンダーを意識させない香りもエディター好み。
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