『スパイダーマン』シリーズで共演し、実生活でも交際中のトム・ホランドとゼンデイヤ。交際初期、トムは俳優業がうまくいかなかったときのプランBとして学んだ大工仕事で、ゼンデイヤの心を掴んだそうだ。
『UNILAD』のインタビューでトムは、「大工仕事が本当に好き。母のキッチンテーブルやオフィス、僕のベッドルームのカップボードは全部僕の手作り。それに小さな鳥小屋も祖父と一緒に建てた」と大工仕事への愛を告白。そしてゼンデイヤとのエピソードも明かした。「付き合いだしたばかりの時、恋人のドアも直した。彼女の家に行ったとき、ドアが壊れていたんだ。だから『ドアを直してあげるよ』って。そして今、僕らは愛し合ってる」
ちなみにトムは大工の多い家系の出身だが、実際に職業訓練を受けた経緯にはちょっとしたエピソードがあるようだ。トムは2019年のUS版『GQ』のインタビューで、ロン・ハワード監督の『白鯨との闘い』(2015)に出演した後、少し傲慢になってしまったと告白。オーディションに真面目に取り組まなくなり、結果も芳しくなくなった。「『仕事なんかもらえないから、プランBが必要。カーディフの大工スクールに申し込んだから、大工になる勉強をして』と母に言われたんです」。こうして得た技術が思わぬところで役に立ったわけだ。
Text: Tae Terai
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