俳優、映画監督、そして元国連親善大使・特使であるアンジェリーナ・ジョリーは最近、自身のファッションブランド、アトリエ・ジョリー(ATELIER JOLIE)をローンチ。これまで正当な評価を受けてこなかった難民の人々などをチームに迎え、デッドストック生地やアップサイクル素材を使用した美しい服をデザインしていく。最初のコレクションではガブリエラ・ハースト率いるクロエ(CHLOÉ)とコラボレーションし、より低環境負荷の素材を使用したアイテムを発表する予定だ。
今年も躍進し続ける彼女は、キャリアの新章をマークするかのようにヘアカラーを刷新。トレードマークだったブルネットカラーをブロンドへとチェンジし、先日公開されたアトリエでの姿は、『17歳のカルテ』(1999)でオスカーを受賞した90年代の時とは異なる、より洗練された大人の魅力を放っていた。
このリフレッシュしたルックは、新しい季節の到来を告げるものでもある。これから夏にかけて、明るく輝くビーチブロンドほど彼女に似合ったヘアカラーはないだろう。
かつてココ・シャネルは、「髪を切る女性は、人生を変えようとしている」と語っていたが、それは髪色を変える女性にも同じことが言えるかもしれない。さらなる高みへと飛翔する彼女から、今後も目が離せない。
Text: Tish Weinstock Adaptation: Motoko Fujita
From VOGUE.CO.UK