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NCT, WayVのヤンヤンがメイクのこだわりと美の秘訣、パワーの源について告白

グローバルボーイズグループ WayV(威神V)のヤンヤンが、「ディオール アディクト」のイベント来場のため、来日。クールなパフォーマンスと洗練されたルックスで注目を集めるヤンヤンに、ビューティーにまつわるエクスクルーシブなインタビューを行った。誰をも魅了する高い美意識と、ピュアで真摯な素顔に迫る。
NCT WayVのヤンヤンがメイクのこだわりと美の秘訣、パワーの源について告白

シーンに合わせて頻繁に髪色&メイクをチェンジ

韓国の大手芸能プロダクション、SMエンターテインメントに属するボーイズグループ、NCT, WayV(威神V)の一員であるヤンヤン。日本国内でも、2023年にNCTとして大阪・東京での初のスタジアム公演を成功させ、2024年にWayVとして日本デビュー&アリーナツアーを行うなど快進撃を続けている。WayV内では最年少ながら、5カ国語を操り、巧みなラップ&ボーカル、ダンスで多くのファンに愛される存在に。今回、ポップアップイベント「ディオール アディクト ファクトリー」への来場を機に、VOGUE JAPAN独占でインタビュー。彼のビューティーにまつわる秘密を特別に明かしてくれた。

普段から、ヘアカラーやカラコン、メイクなどを自由自在に変え、ビューティーを楽しんでいる印象のヤンヤン。そのルックはどのように決めているのだろうか。「その時々でさまざまなヘアカラーに挑戦するのが好きです」。取材当日は、シルバーにベージュを組み合わせたニュアンスのあるヘアカラーで、エッジィな佇まい。最新のミニアルバム『FREQUENCY』では一転してシックなブラックで決めるなど、作品やライブによって、ヘアでさまざまな魅力を放っているのが印象的だが、メイクについても、シーンにあわせてチョイスしているのだという。

「ステージだったらパワフルで目を引くようなルックにしたり、ビューティーに関するイベントなどステージ外ではナチュラルなメイクにしたりといったように楽しんでいます」。この日のメイクは、「ディオール アディクト リップスティック」の120番が主役。自然な血色と艶が、彼の端正な顔立ちを引き立てている。「今日のリップは、ファッションやほかのパーツメイクにとても合っていてお気に入りです」。そんなヤンヤンだが、普段はメイク中に好きなヒップホップやR&Bを聴きながら気分を盛り上げるのだそう。

美肌の秘訣は“W洗顔”にあり

メンバーたちとの交流について聞いてみると、ビューティーに関するトークをすると教えてくれた。「WayVのメンバーは全員、高い美意識を持っていて、それぞれに異なる“スタンダード”があります。ファッションやメイクも、各々にこだわりや求める方向性がありますね。パワフルなイメージだったり、ナチュラルだったり。WayVのうち、特にパワフルなのはテン、ナチュラルさが魅力なのはクン。テンはビューティーに関する知識が豊富で、アドバイスやおすすめのプロダクトを教えてもらうこともあるんです。個性や理想は異なりますが、メンバー全員が高い水準を目指していると思います」

ヤンヤンのパーフェクトな美肌の秘訣を聞くと、「自分なりのスキンケアのルーティンがありますね。特に重視しているのは洗顔。クレンジングソープを使い、そのあと、泡のウォッシュで洗っています。フローレススキンを目指しているんです」。多忙を極めるなかでもパーフェクトな肌をキープし続けている彼は、常に美意識を持ってセルフケアをしていることがうかがえる。

ファンと猫の“ココ”がパワーの源

グループのなかで、“マンネ”(韓国語で「末っ子」。最年少の意味)のヤンヤン。「皆は僕のことを、“居心地がいいし、陽気なイメージ”と言ってくれます。でも自分では内向的だし、それほど喋るタイプでもないと思っているんです」。周りからの印象と自己認識するキャラクターにギャップがあるという冷静な分析に、彼らしい知性を感じさせる。

長いツアーや多忙な毎日のなかで、精力的に前進する情熱をどのようにキープしているのだろうか。「自分のマインドを“仕事モード”にスイッチしよう、と集中力を高めています。経験を積むと、だんだん慣れてくるのかもしれません。忙しいときも、ファンの皆さんに会うと頑張れます。ファンがサポートしてくれて、そのエネルギーをとても感じますし、ファンの応援がより早く“走る”ための燃料になっているんです」。そんな彼は、ストレス解消法について尋ねられるとスウィートな笑顔とともに、「飼っている猫のココです。彼は“特効薬”。会うとストレスが吹き飛びますね」と語ってくれた。

東京ミッドタウン(六本木)芝生広場で開催中の「ディオール アディクト ファクトリー」へヤンヤンが来場した日は、どこからか聞きつけた多くのファンたちが会場周辺に詰めかけた。今年5月、メンバーのテンが初の全国ソロライブツアー『2025 TEN JAPANTOUR 1001 'TIME WARP'』を実施するなど、日本での注目もますます高まっている。グループの飛躍を予感させるとともに、今後さらにヤンヤンの活躍から目が離せなくなりそうだ。

Interview & Text: Kiriko Sano Editor: Rieko Kosai

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