一人一人が自分の足で立つべき時が訪れた
信じられないような残暑にさらされた今年の夏ももう過ぎたと思えば、2024年ももうラストスパート。時の矢の速度は、ここからさらに加速していきそうです。そう、星の動きは、時代のムードの変化をはっきりと告げているのです。
太陽系の彼方をめぐる「死と再生」の星、冥王星は11月20日に過去16年ほど滞在していた山羊座を抜けて完全に水瓶座へ。この惑星はこれから20年も水瓶座をゆっくり運行します。これまで人々が寄る辺としていた「大樹の陰」はもうありません。一人一人が自分の足で立つべき時に来ています。ここ数年で起こった、大手企業や社会の仕組みの大きな再編成はこれまでの「常識」が通用しなくなっていることを明確に示しています。
2024年〜2025年はパートナーとなる人を見定める絶好の機会
でも、だからこそ、生身の個人、一人一人の価値観や内的な強さが発揮できるときになってきたと言えるのではないでしょうか。
この時代精神の変化は、身近な愛や結婚のシーンにも大きな波紋を与えています。虚飾の肩書に寄りかかっている人は早晩、馬脚をさらすことに。一方でインデペンデントで自由な精神をもつ人の存在感はぐっと増してくるはず。つまり、2024年から2025年はパートナーとなる人を見定める絶好のタイミングともいえるのです。大きな組織にいてもいなくても、自分の軸足で立ち、心の自由を持つ人なら、これからの時代の激変をたくましく、華麗にサーフしていくことでしょう。
もちろん、それを見抜くにはあなた自身が曇りのない純粋な瞳を取り戻すことが必要。もし心の滓が溜まっているなら、今年のうちにそれを洗い流して。あの頃の自由なあなたの魂を取り戻すこと、それが今、ぜひとも求められていることなのです。
【鏡リュウジが占う、2024年後半〜2025年の生き方の心得と本物の愛】
12星座別のアドバイスをチェック!
・牡羊座──素直に感じた言葉を放って。相手の指向をリサーチするのも必須
・牡牛座──温かく確かな安定感を感じる人とのご縁を信じて。真実を見極めるセンサーを磨こう
・双子座──シンプルなアプローチがよいご縁を結ぶ最短距離に繫がる
・獅子座──あなたに新しいものの見方を見せてくれる人が有望株
・乙女座──尊敬の念が愛へと深まる。実年齢より魂年齢を感じて相手選びを
・蠍座──相手との関係を深めるか断ち切るか、あなた自身が決断を下すとき
・水瓶座──タイプや条件という色眼鏡を意識的に外すことが大切
・魚座──飾らず会えるあの人が、大切なパートナー候補である可能性大
Profile
鏡リュウジ
1968年、京都生まれ。心理占星術研究家・翻訳家。国際基督教大学卒業、同大学院修士課程修了(比較文化)。英国占星術協会会員、日本トランスパーソナル学会理事、平安女学院大学客員教授、京都文教大学客員教授などを務める。占星術の第一人者として雑誌やテレビ、ラジオなどで活躍する。
https://kagamiryuji.jp/about/
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