CELEBRITY / NEWS

ゼイン・マリク、リアム・ペインの訃報を受けて北米ツアーを延期

ゼイン・マリクが、10月23日から予定していた北米ツアーを来年1月に延期することを発表した。
Photo: Gilbert Flores/Getty Images

ワン・ダイレクションの元メンバー、ゼイン・マリクリアム・ペインの急死を受けて、初のソロコンサートツアーのアメリカ公演を延期する。、10月19日(以下、現地時間)に投稿したインスタグラム・ストーリーで、「今週起きた心が張り裂けるような喪失を受け、STAIRWAY TO THE SKY Tourのアメリカ公演を延期することを決意しました」と発表。

「新たな日程は1月に予定しています。詳細については数日以内に準備が整い次第、発表する予定です。チケットは新日程でも有効です」と綴り、ファンに理解を求めた。ゼインは10月23日のサンフランシスコ公演を皮切りに、11月2日までに日程でラスベガス、ロサンゼルス、ワシントンD.C.、ニューヨークを回る計画だった。北米を巡った後はイギリスでツアーを行う予定。

リアムは10月16日、アルゼンチン・ブエノスアイレスにあるカサスール・パレルモ・ホテルの宿泊していた3階の部屋のバルコニーから転落し、31歳の若さで亡くなった。これを受け、ゼインを含むワン・ダイレクションのメンバーは連名で追悼を表明。「僕たちはリアムの訃報に接し、完全に打ちのめされています。いずれ、そしてみんなができるようになったとき、話すことがもっとあるでしょう。しかし、今は僕たちが心から愛したきょうだいを失ったことを悲しみ、対処するためにしばらく時間を取るつもりです」と綴り、「彼と分かち合った思い出は、一生の宝物です」と早すぎる別れを惜しんだ。

Instagram content

This content can also be viewed on the site it originates from.

2016年にグループを脱退したゼインは、その後に自身のアカウントでもリアムと10代の頃に撮影した写真をシェアし、悲痛な思いを明かしていた。「リアム、君が聞いていることを願って、大きな声で語りかけている自分がいる。身勝手にも、これからもっと話す機会があったはずなのにと悔やんでならないよ。僕が辛い時に君はサポートしてくれたのに、ありがとうと伝えることができなかった」

そして、「きょうだいを失った。最後にもう一度ハグをしたかった。きちんと別れを伝えたかった。本当に愛し、尊敬していたと伝えたかった。この気持ちを表現できる言葉が見当たらない」と続け、「今、どこにいても元気で平穏でありますように。そして、どれだけ愛されているか知ってくれているとうれしい。愛しているよ、きょうだい」と締めくくっている。

Text: Tae Terai

READ MORE
シェリル、リアム・ペインとの息子への配慮を求める
ワン・ダイレクションのリアム・ペイン、死因が判明
ワン・ダイレクション、リアム・ペインの追悼声明を発表
ワン・ダイレクションのリアム・ペインが死去。享年31歳
リアム・ペイン、マヤ・ヘンリーと婚約解消
・VOGUEエディターおすすめ記事が届く── ニュースレターに登録