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シャネルやディオールetc.、2022-23年AWクチュールに見る最新ヘアトレンド5。【ランウェイ発! ビューティートレンド】

夏のドレスアップスタイルに早速取り入れたい!幕を閉じたばかりの2022-23年秋冬オートクチュールコレクションから、 5つの最新パーティーヘアをクリップ。
スキャパレリ 202223年AWクチュールに見る最新ヘアトレンド5。
Photo: Alessandro Viero / Gorunway.com

ジャンバティスタ ヴァリ ユニークでインパクト大!Wポニーテール。

Photo: Armando Grillo / Gorunway.com

Photo: Armando Grillo / Gorunway.com

正面から見ると極太のポニーテールのように見える、ジャンバティスタ ヴァリ(GIAMBATTISTA VALLI) でのアレンジ。地毛のシニヨンにたっぷりとした量のエクステを組み合わせることで、特大のボリュームを演出した。ヘッドピースのようなユニークなアップ・ドゥが、デコルテ周りへ大胆にリボンを配したガウンに負けないインパクトを放っている。

スキャパレリ ストローハットと好バランスの“シナモンロール”シニヨン。

Photo: Alessandro Viero / Gorunway.com

スキャパレリ(SCHIAPARELLI)では、涼しげなストローハットやサンバイザーのルックを発見。つば広の帽子とのバランスを図って、ローポジションでつくったシニヨンですっきりと仕上げた。デコラティブなウェアやアクセサリーなら、これくらいタイト&シンプルにアレンジするのが正解。

ディオール クラシカルなドレスには、ゆるく編んだシンプルブレイズを。

Photo: Alessandro Viero / Gorunway.com

 Photo: Estrop / Getty Images

レースやエンブロイダリーなど装飾たっぷりのロマンティックなコレクションを披露したディオール(DIOR)。ヘアは作り込み過ぎない、抜け感のあるクラシカルなスタイルで統一された。象徴的だったのは、ゆるく後ろで一本に結われた三つ編み。顔まわりの髪を少し引き出しなびかせるさじ加減が、自然なニュアンスを感じるポイント。

シャネル Aラインボブにビッグリボンをあしらって。

Photo: Alessandro Viero / Gorunway.com

Photo: Isidore Montag / Gorunway.com

全体的にスーパーナチュラルなダウンスタイルに終始したシャネル(CHANEL)。テクスチャーは極めてナチュラルながら、ほんのりツヤを纏わせヘルシーなフィニッシュに。ときおりルックによって、センターで分けた髪のトップにビッグボウのアクセントが見られた。まるでギフトボックスのように大ぶりのリボンをあしらい、遊び心をのぞかせて。

エリー サーブ 細ブレイズを這わせたスリーク・シニヨン。

Photo: Kristy Sparow / Getty Images

Kristy Sparow

Photo: Kristy Sparow / Getty Images

ドラマティックなコレクションを発表したエリー サーブ(ELIE SAAB)は、ディテールの効いたエッジィなシニヨンスタイルを披露した。フェザーやビジューをたっぷり使った華やかなルックに、ヘアスタイルでスパイスを効かせたのが特徴的。頭頂部のセンター、あるいは2本のラインを縦に走らせた“モヒカン・ブレイズ”が印象的だった。