1. 光を操るハイライトメイク。
グッチ(GUCCI)のグローバル・メイクアップ・コンサルタントを務めるトーマス・デ・クルイバーは、ハイライトを頬骨ではなく、額や目の下に施した斬新なテクニックを披露。モデルたちがランウェイを歩くとフラッシュライトのように光を放ち、肌本来の輝きを呼び覚ました。
2. 妖艶なパープル・スモーキーアイ。
ヴェルサーチェ(VERSACE)のドラマチックなコレクションムードを引き立てたのが、魅惑的なスモーキーアイメイク。「無限の創造性を刺激するような、圧倒的な美しさを引き出したかった」と話すパット・マクグラスは、定番のブラックの代わりにヴァイオレットのアイシャドウを使うことで妖艶なオーラを作り上げた。彼女がプロデュースする「MTHRSHP Mega: Celestial Nirvana」アイシャドウパレットの「Violet Vixen」を重ね付けすると、より深みのあるパープルに仕上がる。
3. 目力を引き出すシャープなアイライン。
ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)では、モードに進化したウィングアイラインがポイントに。スリムで細長いものから、より丸みを帯びたチャンキーなバージョンまで、きゅっと跳ね上げたラインは目もとに力強い印象をもたらす。
4. エフォートレスな90年代風グランジヘア。
フェンディ(FENDI)の控えめなヘア&メイクアップは、90年代のグランジを意識したもの。ヘアスタイリストのグイドはナチュラルな質感を生かしたウェーブヘアを作り、気負わないエフォートレスなスタイルを演出。メイクアップ・アーティストのピーター・フィリップスはフレッシュな肌をベースに、シルバーのクリームアイシャドウで甘すぎない煌めきを潜ませた。
5. 美人度が上がるオールバック・ポニーテール。
低めの位置でまとめたバンズは数シーズン前からトレンドとなっていたが、ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)はかっちりとしたオールバックのポニーテールを提案。プールから上がったばかりのようなみずみずしさを与えることで、スマートさの中に大人の色香を漂わせた。
Text: Lauren Murdoch-Smith Adaptation: Motoko Fujita
From VOGUE.CO.UK
