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「25年間ずっと同じものしか食べていない」── デビッド・ベッカムが明かす、ヴィクトリアの驚きの食生活。

デビッド・ベッカムがポッドキャスト番組で妻、ヴィクトリアの驚きの食生活を明かした。彼女が25年も続ける、究極のスタイルキープ術とは?

今年で結婚23年目を迎えるデビッド&ヴィクトリア・ベッカム夫妻。

ロンドンのテムズ川沿いに位置する名イタリアンレストラン「River Cafe」の創始者でセレブリティシェフのルース・ロジャーズが食について語るポッドキャスト番組『River Cafe Table 4(原題)』。ここにデビッド・ベッカムがゲスト出演を果たし、その内容が話題を呼んでいる。これまでにもピート・デヴィッドソンエミリー・ブラントアル・ゴアなど、錚々たる人々が出演している同番組で、デビッドは妻、ヴィクトリアについて「25年間ずっと同じものしか食べていない」と告白した。

「ヴィクトリアはグリルした魚と蒸し野菜しか食べなくて、それ以外のメニューを食べることは滅多にありません。彼女が僕と食べ物をシェアしたのは、ハーパーを妊娠していた時だけで、それもたった1回のみ。その日は僕にとって忘れられない一夜となりました。何を食べたかは忘れてしまいましたが、ヴィクトリアはその夜のディッシュをその日以来、食べていないことは確かです」

結婚した当時、1999年の2人。双方ともに変わらぬスタイルをキープしている。

デビッドが過剰に話を盛っているかと思うかもしれないが、実際、ヴィクトリア本人が同番組に出演した際には、自分がどれほど質素な食生活を送っているのかを語っていた。基本的に油やバター、ソース類を料理に使わないそう。そして、彼女にとってのコンフォートフード(安心できる、好きな食べ物)は、全粒粉のトーストに塩をかけたものだと話している。

一方で、デビッドは美食に関心が高く、料理も得意だ。ポッドキャストを収録する前に、彼はマッシュルーム、バター、そしてパルメザンチーズのタリアテッレ(パスタ)をルース・ロジャーズに振る舞ったという。ルースがデビッドに幼少期の頃の食生活について聞いたところ、デヴィッドはユダヤ料理とイギリスの郷土料理を頻繁に食べていたと話した。「毎週土曜日になると、祖母がマッツォボール(伝統的なユダヤ教の家庭料理)入りのチキンヌードルスープを用意してくれて、それを食べて育ちました。それと、うなぎのゼリー寄せも忘れられません。イーストロンドン出身者として、パイ、マッシュポテト、ウナギのゼリー寄せ、そしてお酒は最高の楽しみです」

Photo: Getty Images Text: Hayley Maitland
From: VOGUE.COM