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グウィネス・パルトロウの、賛否ある料理本・第4弾について。【セレブのレシピ本vol.1】

秋の味覚が並ぶ季節は、新しいレシピにも挑戦したくなるというもの。そこで今週は、お料理自慢のセレブたちが手がけるレシピ本をフィーチャーする。第1弾はオスカー女優にして、新しいライフスタイルのパイオニア的存在でも知られるグウィネス・パルトロウの新刊。その気になる内容と世間の反応は?
Photo: Jon Kopaloff/Getty Images

化粧品でも食品でも添加物などを一切排除したナチュラルなものを摂取する、「リビング・クリーン」を提唱しているグウィネス・パルトロウ。そんな彼女の4冊目となるレシピ本『The Clean Plate(原題)』が、今年の1月に発売になった。これまでのグウィネスの料理本は、残ったキヌアをサラダにしたり、アボガドトーストやポーチドエッグ、あるいはオートミールなど、簡単な食材をベースにひと手間加えることでスタイリッシュになる料理を紹介して、たびたびベストセラーとなっていた。

新作本ではよりヘルシーに磨きがかかり、ターキーのミートボールが入ったフォーや、ペルシア風カリフラワーとライスのチキンスープ、バターナッツスクワッシュのタコスなどが紹介されているが、なかでもチョコレート・チアシードプリンは絶品だと多くのレビューアーたちから高評価を獲得している。

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一方で、これまでのレシピ本と比較すると、ナチュラルなイメージを意識したグウィネスの下着写真といった不要な彼女の写真が多すぎて、その代わりレシピ数が少なく残念だったという声も多数。レシピ本というより、生き方を説いた啓発本に近いというレビューがあるように、グウィネスの生き方に賛同し、ヘルシーな食事を求める人にとってはぴったりだろう。逆に料理に特化したい人には、少し物足りない一冊になっている模様だ。

Text: Rieko Shibazaki