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ウエストマークでスタイルアップ! セレブに学ぶ、ベルト攻略術。

スタイルの幅を一気に広げてくれる王道アイテムといえば、ベルト。ケンダル・ジェンナーリアーナなど、おしゃれ上級者たちは一体、どんなテクを使っているのだろう? デニムからワンピースまで、さまざまなコーデを総ざらい!
ケンダル・ジェンナー シンプルなデザインはビジネスシーンもOK。
Photo: Gotham/GC Images

テキーラブランド「818」を手がけるビジネスガールもあるケンダル・ジェンナーは、ザ・ロウ(THE ROW)でフルコーデ。90年代ヴァイヴスを感じるオーバーフローのシャツに、リラックスした雰囲気を醸すパンツルックは、ブラックのベルトでキュッと引き締めて。シンプルなブラックベルトはシルエットに変化を出したいとき、あるいはオフィススタイルなどマルチに活躍してくれそうだ。

シエナ・ミラー 懐かしのボーホースタイルをアップデート。
Photo: Jose Perez/Bauer-Griffin/GC Images

肩の力を抜いたボーホールックが得意のシエナ・ミラーのスタイリング術は、今も健在。NYでキャッチされた彼女は、かつてのお気に入り服をクローゼットから引っ張り出してきたかのような、ノスタルジックな佇まいだ。デニムのショートパンツにカーキのジャケット、そしてお気に入りブランドのイサベルマラン(ISABEL MARANT)のベルトを合わせたコーデは、野外フェスルックのリバイバルと言えそう。

オリヴィア・カルポ ミニマルをスーパーシックに昇華。
Photo: MEGA/GC Images

カジュアルになりがちなホワイトTシャツ&デニムをアクセサリー選びで、シックな装いに格上げしたのはオリヴィア・カルポ。ザ・フランキー・ショップ(THE FRANKIE SHOP)のショルダーパッド入りマスキュリンTシャツにリップドデニムでLAの街に繰り出した。ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)の「カセット」バッグにカイト(KHAITE)のバンビレザーベルトで、大人の気品をアピール。

ジジ・ハディッド コンパクトなトップにも好相性。
Photo: Gotham/GC Images

いわゆる「お父さんパンツ」と呼ばれるツータックのスラックスは、今季セレブが多く愛用している。ジジ・ハディットはカジュアルでヒップなスタイルもベルトを1本プラスするだけで、モードに仕上がることを証明。ブレイン・デッド(BRAIN DEAD)のパンツにショート丈のタンクトップというイージーなスタイルを、ケイト・ケイト(KATE CATE)のブラックベルトでモードに昇華させた。

リアーナ ミントグリーンで夏らしさを。
Photo: Gotham/GC Images

リアーナは夏らしいミントグリーンのトーンコーデで、恋人のエイサップ・ロッキーとNYのスタジオへ。ザ・クランプスのバンドTシャツとデニムに、ミントグリーンのベルトを合わせたポップで大人なデートスタイルを披露した。プラダ(PRADA)のバケットハットやサングラスなどのアクセサリー使いも、ぜひお手本にしたいものだ。

シャルロット・ゲンズブール デニム・フォーエヴァー。
Photo: Stephane Cardinale - Corbis/Corbis via Getty Images

シャルロット・ゲンズブールは、豪華ドレスを纏うセレブたちが集うカンヌ国際映画祭サンローラン(SAINT LAURENT)のデニムのセットアップで登場。飾らない彼女の人柄が現れていて好感が持てると好評だったが、その理由はベルトにあり。デニムのサファリジャケットと、細身のパンツの高い位置にあしらわれたベルトが、カジュアル感を軽減させている。

ジェニファー・ローレンス フィット&フレアなシルエットの立役者。
Photo: Thierry Chesnot/Getty Images

パリのロダン美術館で発表されたディオール(DIOR)のクチュールコレクションにやってきたジェニファー・ローレンスは、同ブランドによるドットのシャツドレスを着用した。エレガントなフィット・フレアスタイルだけど、本当の主役は“CD”メタルバックルをあしらったベルト。ウエストマークをすることでコーデにメリハリができるので、スタイルアップ効果もあり。美しいシルエットを生み出す立役者は、使い回しの利く優等生だ。

Text: Rieko Shibazaki