クイーンの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』（2018）を手がけたグレアム・キングが、マイケル・ジャクソンの波乱の人生とキャリアを振り返る伝記映画『Michael（原題）』の製作に参加する。ジャクソン5として子ども時代から常にスポットライトを浴び続けたキング・オブ・ポップは、プライベートでは依存症や（後に無罪となった）児童性的虐待疑惑といったスキャンダルに見舞われ、2009年に鎮痛剤の過剰摂取による心停止で50歳で他界した。
ライオンズゲート・モーション・ピクチャー・グループのチェアマン、ジョー・ドレイク氏は声明にこう綴る。「ライオンズゲートがこの素晴らしい映画の一翼を担うことに喜びでいっぱいです。『ボヘミアン・ラプソディ』から『ALI アリ』までアイコニックな人生を語ることで定評のあるグレアム、そして（脚本家の）ジョン（・ローガン）と、これ以上の助力はありません」
一方、マイケルの遺産管理団協力のもと、製作を担うキングはこう話す。「1981年にジャクソン家と初めてお会いしました。その栄光を大スクリーンに映し出すことに恐縮する思いです。（ジャクソンズの）ビクトリー・ツアーをドジャー・スタジアムで見ていた私が、38年近くの月日を経て、この映画に参加する幸運に恵まれました」
キャスティングや公開日については未定なものの、マイケルの母親キャサリン・ジャクソンは同作についてこう話していた。「マイケルは、ジャクソン5のメンバーだった幼い頃から、映画という魔法を愛していました。家族として、私たちの物語が大スクリーンで語られることに名誉を感じています」
Text: Bangshowbiz
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