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ヘンリー王子とメーガン妃、タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選出。

サセックス公爵夫妻ことヘンリー王子メーガン妃が、US版『タイム』の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた。
Photo: Karwai Tang/WireImage

サセックス公爵夫妻ことヘンリー王子メーガン妃が、US版『タイム』の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた。同誌が選ぶ毎年恒例のリストが9月15日(現地時間)に発表となり、2人は7バーションある表紙にも登場している。シェフで、非営利組織ワールドセントラルキッチンの創設者ホセ・アンドレスは、2人が英王室の主要メンバーから退位し、ロサンゼルス移住後に自分たちがイギリスで直面していた問題を公にしたことについて、こう称賛の言葉を寄せている。

「生まれと才能に恵まれ、名声を博する若き公爵夫妻にとって、迅速に行動を起こすことは、簡単な選択ではありません。恩恵を享受しながら沈黙を保つ方がよほど安全でしょう。しかし、ヘンリーとメーガンは違いました。そんな人間ではなかった。その慈悲の心を持ってアーチウェル・ファウンデーションを通し、現場へと向かったのです」

「メディアの中で声を持たない人々に声を与えるために。非営利団体らと組み、助けが必要なコミュニティへ手を差し伸べることに踏み切りました。アメリカの黒人女性や少女へのメンタルヘルスのサポート、インドやカリブ海で起きた自然災害に見舞われた人々への食料の提供などです。自分の知り合いでない人々について誰もが意見を持つ世界で、公爵夫妻は知らない人々へ慈悲の心を向けています。ただ考えを述べるのではなく、その問題に走り向かっているのです」

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また、同誌の編集長でCEOのエドワード・フェルゼンタールは2人の選出理由について、「今年の彼らの行動は、イギリス社会及び、その中にある君主制に対する深い再評価だけでなく、メンタルヘルスや誤情報といった話題に関する本質的な会話のきっかけを作ることとなりました」と綴っている。ちなみにカメラマン、パリ・ドゥコヴィッチによるカバー写真は、ヘンリー王子とメーガン妃が雑誌の表紙のために正式に撮影するという初めての試みとなった。

アイコン、パイオニア、タイタン、アーティスト、リーダー、イノベイターと6つのカテゴリーに分けられた「世界で最も影響力のある100人」には、テニス選手の大坂なおみブリトニー・スピアーズ、ドリー・パートン、詩人のキャシー・パク・ホンらがヘンリー王子夫妻に並んでアイコンで選出されている。

パイオニアとしてビリー・アイリッシュ、イノベイターとしてジェイダ・ピンケット・スミスイーロン・マスク、タイタンとして体操選手のシモーネ・バイルズ、アップルCEOのティム・クック、NFL選手トム・ブレイディ、Netflixドラマ「ブリジャートン家」のクリエイター、ションダ・ライムズらの名が挙がった。

一方、アーティストとしてケイト・ウィンスレットリル・ナズ・Xクロエ・ジャオダニエル・カルーヤ、リーダーとしてジョー・バイデン大統領、カマラ・ハリス副大統領らが選ばれている。

Text: Bangshowbiz