俳優、作家、プロデューサー、監督とマルチに活躍するタイラー・ペリーが、本年度のエミー賞で理事会賞を受賞する。9月20日(現地時間)にバーチャル方式で開催される授賞式で、「テレビ界での功績並びに、自身の団体による雇用などを目指したプログラムや、そのほかの慈善的取り組みを通して社会から取り残された地域へ機会を提供した」ことを称えられ、栄誉ある同賞を授与される。
理事会賞選出委員会のエヴァ・バスラー会長は、こう話す。「タイラー・ペリーは、テレビ界に変革をもたらし、新世代のコンテンツクリエイターをインスパイアしました。カメラの前と後ろの両方で、有色の人々を引き寄せる新たなストーリーテリングの方法を確立し、彼の番組は世界中の観客の心に響きました」
これまでタイラーはさまざまなかたちで援助の手を差し伸べており、ホームレス支援慈善団体にバンを寄付しているほか、警察の暴力により死亡した黒人男性や、7月に銃弾に倒れた女児の葬儀費用負担を申し出ていた。
Text: Bangshowbiz