BTSが11月17日(現地時間)、今月末から予定しているロサンゼルスでのオフラインコンサートのために韓国の仁川国際空港からアメリカに向かった。これまで彼らが海外に行くたびに多くのメディアやファンが空港に殺到してきたが、その理由の一つが個性豊かなフライトルックだろう。今回も、空港に現れたメンバーたちの顔はマスクで隠れていたが、それぞれセンスを存分に発揮した着こなしを披露した。
今年4月、BTSはルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)の公式アンバサダーに就任した。今回のエアポートスタイルではメンバーそれぞれがメゾンのアイテムを取り入れており、そのスタイリング術にも注目が集まった。
メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)のオリーブカラーのトレンチコートを主役にしたのは、JIMINだ。ルイ・ヴィトンの「プティット・マル」のクロスボディバッグをはじめ、ウエアやニット帽、シューズなどすべてブラックを選んでいる。
SUGAは、得意とするオールブラックスタイルで登場。手にしていたのは、ルイ・ヴィトンのメンズ クリエイティブディレクターを務めるヴァージル・アブローの最新コレクションで発表された、オレンジのチェーンとモチーフ付きのトートバッグだ。
JINはお気に入りブランド、トム ブラウン(THOM BROWNE)のウールコートに白T、黒のスラックス、そしてオフ ホワイト(OFF-WHITE)のスニーカーでミニマルに。機内の相棒には、ルイ ヴィトン定番の旅行バッグである「キーポル・バンドリエール 」のダミエ・ラインをセレクトした。
一方でJ-HOPEは、草間彌生のアートワークをプリントしたスカーフや、アヒル型のショルダーバッグを身につけ、プレイフルで色鮮やかなパーソナルスタイルを披露した。
RMはフィアオブゴッド(FEAR OF GOD)の黒いオーバーコートを羽織り、ルイ・ヴィトンとNIGO®がコラボしたキャップをON。
オレンジジュースを持って現れたVは、ダークカラーのアウターを選んだメンバーたちの中で目立つキャメルのテーラードコートを着用。胸もとからグリーンのニットをのぞかせ、足もとはグッチ(GUCCI)のローファーを合わせた。
メンバーの中で最もストリート色の強いコーデだったJUNGKOOKは、フィラ(FILA)のトラックスーツにヴェルサーチェ(VERSACE)のチャンキースニーカーを合わせ、快適さも追求したクールなフライトコーデを完成させた。
Photos: AFLO(JUNGKOOK), Getty Images Text: Janelle Okwodu
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