テニス界に旋風を巻き起こした大坂なおみが、今度はメディア界に狙いを定めている。グランドスラムの女子シングルスで4度の優勝を誇る彼女は、6月21日（現地時間）に同じくスポーツ界の象徴であるレブロン・ジェームズと提携し、さまざまな文化や社会問題を伝えることに焦点を当てた新しいメディア企業「Hana Kuma」を立ち上げた。
大坂はインスタグラムにこれまで歩んできた道を振り返り、「私は周りの人たちとは違うアプローチでキャリアを築いてきました。そして、私の旅はとても異なっていたため、そこで語られていないすべての素晴らしい物語に目を開かされました。だからこそ、私はHana Kumaを立ち上げました。さまざまな文化や視点、重要な社会問題についてのストーリーに焦点を当てたメディアのプラットフォームです。私のような大胆で遊び心のある物語を伝えるためです」と綴っている。
そして、自分のを「真に反映する」ビジネスを構築する機会を可能にしてくれたすべての人々に感謝し、レブロン・ジェームズ以上のパートナーは思いつかないとして、「ストーリーを共有するのが待ちきれません」と締めくくっている。
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また新メディアのインスタグラムページでは、「Hana Kumaは、ハイチと日本にルーツを持つテニスチャンピオンとして世界に名高い、大坂なおみが設立されたストーリー主導の制作会社 」と紹介されている。
「Hana Kuma」は、大坂が最近取り組んでいる多くのプロジェクトのひとつに過ぎない。先月には、職場メンタルヘルスのプラットフォームである「Modern Health」とのパートナーシップを発表し、若年層や社会から疎外されたコミュニティにおけるメンタルヘルスの認知度向上と偏見から脱することに貢献している。
Text: Emily Kirkpatrick
From Vanity Fair
