ホリデーシーズンの恒例だったヴィクトリアズ・シークレット(VICTORIA’S SECRET)のファッションショーが帰ってくる。リブランディングを進めてきた同ブランドのCFOティモシー・ジョンソンは、3月3日(現地時間)に行われた2022年の決算説明会で、「我々はビジネスの投資として、潜在顧客の開拓と今年後半に予定されているファッションショーの刷新を図るためにマーケティングコストを費やすつもりです」と明かした。
かつてハイディ・クルム、タイラ・バンクス、ジゼル・ブンチェン、カロリナ・クルコヴァ、アドリアナ・リマといったトップモデルが出演していたファッションショーは、売上減少やテレビ番組の視聴率低下、多様性の欠如などを問題視されて2019年11月に休止。また、元CEOのレスリー・ウェクスナーと性犯罪者の故ジェフリー・エプスタインとの関係も明るみになり、批判を浴びた。
この4年間、ヴィクトリアズ・シークレットはサイズ展開の幅を広げ、プリヤンカー・チョープラーやモデル兼スキー選手アイリーン・グー、プラスサイズモデルのパロマ・エルセッサー、ブラジル人トランスジェンダーモデルのヴァレンティーナ・サンパイオらをVSコレクティブ(VS COLLECTIVE)のアンバサダーに起用。より包括的なブランドになるための取り組みを強化しており、先日にはサステナブルで着心地のいいスリープウエアとランジェリーコレクションを大坂なおみとのコラボレーションで発表したばかりだ。
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ヴィクトリアズ・シークレットがリブランドを発表。エンジェルは引退へ。