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ジジ・ハディッド、声と音で伝える「ASMR」にチャレンジ。

ASMRと略される「Autonomous Sensory Meridian Response」は、雨の音やハサミで物を切る音など、聴覚や視覚の相乗効果で、リラックス感をもたらす新感覚の癒し動画。今回『W』誌のインタビューでは、モデルのジジ・ハディッドが、馬具やキッズウェアなど、自身に馴染みのあるアイテムで「ASMR」を体験。響く音とともに懐かしい思い出や秘話を語るジジから、チャーミングな素顔が垣間見える。

『VOGUE JAPAN』でもおなじみのジジ・ハディッドは、近年、モデルやセレブとしてランウェイをはじめ、雑誌やTVなどで幅広く活動し、ファッション界をリードする存在。そんな彼女が『W』誌のインタビュー動画「ASMR」に登場し、ささやき声やサウンドで聴覚や視覚の反応を調査する。

「私生活や仕事にまつわる音を紹介するわ」と、幼少期に始めた趣味の乗馬に関連した馬具や、2〜3歳の頃にゲス(GUESS)のベビーライン広告でモデルデビューを果たした彼女に親しみのあるベビーウェアを用いて音を出すジジ。話す音量に気を配りながら、特殊マイクに向かって当時の思い出を語る。

なかには、モデル界の裏事情や暴露エピソードも! “モデル同士の仲は悪い”と思われがちだが、実は「(コレクション期間中)モデル同士でグチって盛り上がってる」のだそうだ。

渡されたヒールで、ランウェイを歩く動作を実践するジジが、ファッションウィークデビューを果たしたのは18歳。「どこのショーだったか知りたければ、ネットで調べて? 無様だったから」と詳細を語りたがらない。これは、2014年秋冬にNYでコレクションを発表した、バルセロナ発のブランド、デシグアル(DESIGUAL)のランウェイのこと。当時、ぎこちない足取りで登場した彼女だったが、その後自信を与えてくれたのはデザイナーのジェレミー・スコットだ。

次に、「ケーキミックスで作るお菓子って、懐かしい感じがする」と焼き菓子を作る音を再現。大のハンバーガー好きを公表している彼女は、2016年に放映された料理対決番組「マスターシェフ ~天才料理人バトル!」で、ヴィクシーのデヴォン・ウィンザーと対決し勝利。賞金は、母親ヨランダ・ハディッドや妹ベラ・ハディッドも感染し闘病生活を送ったことのあるライム病の研究団体に寄付している。

最後に、ギフトラップされた箱をウキウキしながら開けるジジ。それもそのはず、なかには自身がデザインを手がけたスチュワート・ワイズマン(STUART WEITZMAN)とのコラボシューズが入っている。「収益の一部を慈善団体に寄付するわ」という彼女だが、以前同様の企画で集めた資金をもとに発展途上国に約80の学校を建設したそうだ。

シューズボックスに入っていたミュールは、今すぐ欲しくなること間違いなし! 遊び心が溢れる“素のジジ”に出会える「ASMR」インタビューはこちらから。

Text: Moe Tsukamoto