シャーロット・エリザベス・ダイアナ王女は、2015年5月2日(現地時間)に8ポンド3オンス(約3.8kg)で生まれた。英国王位継承権第4位にある彼女は、海外では必然的に英国スタイルを伝える立場となっている。
王女はフローラルドレスのコレクターで、ポーランドやドイツ、カナダ、イギリス同盟国を訪れた際には自身のコレクションを披露した。そしてたまに身につけるパステルカラーのカーディガンがお気に入りではあるものの、シーズンによってスタイルを変えている。
アルプス山脈の斜面にウィリアム王子と並んで登場した際には、父のライトブルーのスキージャケットを引き立てる白のパッファーコートに身を包んだ。そして家族が着飾る時には、シャーロット王女もそれに倣う。2016年のクリスマスには、彼女は礼拝のためにナウティカルスタイルのダブルブレストピーコートを着て、フォーマルルックを着こなした兄に合わせた。
派手になることは決してないシャーロット。世界が「シャーロット王女効果」の魔法にかかるにつれ彼女が公の場で着る服は、小売店で需要を生み出す。また、彼女の衣装はクラシックなファッションの復活を示している。セレブなどリュクスなファミリーの子供たちに見られるミニストリートウェアのシルエットからの逸脱だ。昨年子供服に乗り出したグッチ(GUCCI)、あるいはバレンシアガ(BALENCIAGA)の代わりにシャーロットが身につけているのは、チェルシーにある人気のロンドン子供服店アマイアキッズ(AMAIA KIDS)や、スペインの子供靴メーカーのドニャカルメン(DONA CARMEN)だ。
Text: Edwin Jiang