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極上ルームウエアに学んだ「肌に近いものこそ、贅沢に」の教え。(Mayumi Nakamura)

皆さんはパジャマやルームウエア、どんなこだわりで選んでいますか? 今回は、エディターが出会った贅沢なルームウエア&安眠アイテムをご紹介します。

私がたどり着いた最高のルームウエアが、こちら。

先日、なにげなくテレビを見ていたら、アルピニストの野口健さんがこう言っていました。
「人は、一番外側に着るものに一番お金を使う。でも本来は、一番肌に近く纏うものにこそお金をかけるべきなんです」と。
どんなに高級なコートを着ても、よい肌着を着なければ体は温まらないのですよ、というお話でした。

それを聞いて、とても納得するとともに、それって防寒だけでなく、肌ケアにも繋がる深い名言だなと感じたのです。

ここ最近、とても寒かったこともあり、入浴後のボディケアを短めに済ませ、外出ではヒートテック、部屋ではモコモコのフリース的なものを着て日々を過ごしていたところ……なんだか肌の質感が「雑」な感じになってきたような!? 私のシルキー肌はどこへ!
幼い頃、母から聞いた「シルクのような肌になりたかったら、シルクの肌着を着なさい」という名言も蘇り、これはもう、野口健さんと母に従って、すぐにでも部屋着をなんとかせねばと焦りました。

早速、シルクの肌着を上下、購入。
しかし、薄手のシルク肌着だけで過ごすわけにもいかず、このあとどうしよう……どうせならこの上に着るものも肌に良いものがいいな……と、「肌当たりの優しいルームウエア」を探していたところ、見つけました!

テネリータの「オーガニックコットンベロア ワンピース」は、そのしっとりとした肌触りが最高!

テネリータの、オーガニックコットンベロアのルームウエアです!
テネリータといえば贅沢な今治産タオルのブランド、というイメージだったのですが、こんな素敵なオーガニックコットンのルームウエアがあったなんて。

お値段、19250円。なかなかの贅沢ですが、野口健さんの言葉を思い出し、肌に近く纏うものにお金を惜しんではいけない、と迷わず購入しました。
そして今、私はこのルームウエアの素晴らしさに、倍の価格を出してもいいと思っているくらいです。

まず、もちろん暖かい。
そして、いわゆる化学繊維のベロアとはまったく違う、しっとりとした質感。シルク肌着の上下を着て、その上からこのオーガニックコットンベロアのワンピースを着ると、肌が本当に喜んでるって実感します。

最初はトップとパンツのセットアップにしようかと思ったのですが、このワンピースタイプにして大正解。ピンクを購入しましたが、すぐに色違いのチャコールグレーも買いました。

ちなみに……
今回、もう1つ激推ししたいテネリータのアイテムがあります。
それがこちら、ピローケース。その名も「超甘撚りタオル ピローケース」です!

ふわっふわの今治産タオルに顔を埋めて眠る幸せ。

ここ最近、シルクの枕カバーを愛用していた私ですが、乾燥する冬場にはスリーピングマスク(顔に塗ったまま朝まで放置する美容クリーム)を使っていることもあり、シルクのカバーにクリームがついてしまうという悩みを解決してくれたのが、このタオル地のピローケースでした。

顔を埋めると、幸せすぎて泣きそう。
今治産の「超甘撚りタオル」をそのままシンプルに筒状に縫製しているので、ふわふわのタオルに優しく包まれる心地良さがたまりません。
ホワイトのほか、サックスブルーやピンク、ベージュ、チャコールグレーなどさまざまな色があります。価格も¥9,790とリーズナブルなので、ギフトにもとってもおすすめ。

コロナ禍で、おうち時間のちょっとした贅沢が注目されていますが……ルームウエアとピローケースを変えただけでこんなに幸せな気持ちになれるとは。
「肌に近く纏うものにこそ、お金をかけよ」と教えてくださった野口健さんのおかげです!