FASHION / EDITORS

つけるたびに心をパリへと誘う、ゲランの香水。【手のひらの宝物】

フランキンセンスの甘すぎない香りが特徴の香水は、パリのゲラン本店で購入したもの。2年ぶりに再度訪れた際に、前回と同じ店員さんの素敵な接客に感動したのだとか。※香りの変化に酔いしれる、マーク ジェイコブスの香水はこちらから。
ユニセックスの香りに惹かれて/飯田美穂子

---この宝物は?

ゲランの香水「アンサンス・ミティック」。

---出会いは?

パリのゲラン本店。

---お気に入りのポイントは?

フランキンセンスの香りに惹かれて購入。ユニセックスなので、甘くなり過ぎないところが大好きです。

---この宝物のエピソードは?

数年前、仕事でフランスを訪れた際に、パリのゲラン本店で素敵な店員さんに勧められたのがこのフレグランスを買うきっかけでした。それから2年近く経った昨年、別の出張でパリに行き、再び本店へ。すると、偶然にも同じ店員さんがいらして、私を一目見てすぐに前回買ったフレグランスがボトルも名前も新たにリニューアルされたことを丁寧に説明してくれました。過去に一回し入ったことがない客が前回買ったフレグランスを覚えていてくれたうえに、フォローもしてくれて、「さすがゲラン本店!」とかなり感動をしたのを覚えています。

あれからもうすぐで1年が経ち、世界は一変してしまいました。香りと記憶はリンクしているのでこのフレグランスを付ける度に、心は再びパリへ。次はいつ行くことができるのか、あの素敵な店員さんはまた同じように迎えてくれるだろうか。この香水は過去と未来を行き来させてくれる大切な宝物です。