力強いレインボーカラーをポロシャツに落とし込んだのは、注目の気鋭ブランド、ロク(ROKH)。大胆な色彩を正統派なシルエットで取り入れることで、ウェアラブルな印象に。赤のフレアパンツを合わせて、エネルギッシュなスピリットを全身で謳歌しよう。足もとはスニーカーでストリートに仕上げるのが今の気分。
サイケデリックで自由なムードが漂う70年代ファッションから着想を得たパコ ラバンヌ(PACO RABANNE)からは、マルチカラーのニットがお目見え。シックなテーパードパンツをホワイトブーツと合わせることで、洗練された趣に。フリンジのついたハンドバッグで、当時のボーホーマインドを取り入れつつ、レザーベルトやシルバーアクセで都会的なエッセンスを吹き込んで。
ディオール(DIOR)は、ガーデニングウェアとしても多用されるオールインワンにカラフルなタイダイ染めを施すことで、フェミニンな雰囲気に仕上げた。この1着は「自然とダイバーシティーを尊敬することで、心が解き放たれる(Respect for diversity and nature will set us free)」というブランドのメッセージを体現している。そこにラフィア素材のハット、ベルト、サンダルをオンすることで、夏にぴったりな軽やかな装いに。
蛍光イエロー、パープル、オレンジなど、フレッシュな色彩が目を引くマルチカラーのボーダードレスはアイスバーグ(ICEBERG)より。無駄を取り除いたシンプルなラインで、ブライトなカラーリングを強調。さらにホログラム付きのサンダルで、7色の輝きを足もとからもさりげなくアピールして。仕上げに、レインボーなカラーメイクでハッピー気分をとことん盛り上げよう。
クリスチャン・シリアノ(CHRISTIAN SIRIANO)は、ポップアートにインスパイアされたカラフルでドラマティックなコレクションを展開した。中でもひと際目立っていたのは、メタリックのドレス。光が生地に当たるたびに虹色に輝き、幻想的なムードを醸し出す。ノーアクセで、あくまでドレスを主役に。
Catwalk Photos: Runway.com Editor: Sakurako Suzuki