ボリュームシルエットでファッションのアート性を追求したロエベ(LOEWE)。誇張された立体感とプレイフルな柄でファンタジーの世界を表現した。抽象的なブーツとリアルなフラワーのイラストをミックスさせたプレイフルなテキスタイルが気分をハッピーに盛り上げる。セットアップで纏うなら、メリハリのあるスタイルを演出するためにウエストマークは必須。彫刻のような美シルエットを味方に、非日常的なスタイルを堪能して。
アレキサンダー マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)のサラ・バートンが今季のテーマに選んだのは、「FIRST LIGHT」。必要最低限の要素だけを残し、本質美に迫ることでオーセンティックな美しさを表現した。ハードなレザーと、柔らかに空気を孕むチュールのディテールを掛け合わせたルックは、しなやかさと強さを兼ね備えた現代女性の姿を体現しているよう。
伝統的なプロヴァンスのプリントと、誇張された袖や襟、ふんわりと広がるスカートなど乙女心をくすぐる要素が詰まったパトゥ(PATOU)のルック。1980年代のデザイナー自身の幼少期の空想がインスピレーション源となっている。ブラックのタイツやゴールドのビッグイヤリングでダークなスパイスを仕上げにひと匙加えて、ロマンティックムードを演出して。
都会の中に佇むぶどう園をショー会場に選んだフィロソフィ ディ ロレンツォ セラフィニ(PHILOSOPHY DI LORENZO SERAFINI)。ハリ感のない柔らかい素材を選べば、肩周りのボリュームも抑えられてデイリー仕様に。ジレとレイヤードしたシャープな印象のコーディネートは、今すぐにでも真似したい。足もとはガーデニングブーツというアンビバレントな組み合わせも新鮮だ。
レースをあしらった純白のセットアップにチェーンやセンシュアルなカッティングなど、相反する要素をかけあわせたロク(ROKH)の一着。霧がかった薄暗い山道をモデルたちが力強く闊歩するコレクションからも見て取れるように、フェミニンなエッセンスをクールでスタイリッシュなムードに落とし込んだ。クロップド丈のトップは、ルックのように一枚で纏うほか、カラートップをスリットから覗かせてアレンジを楽しむのも◎。
Editor: Sakura Karugane
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