いつものデニムスタイルをスパイスアップするするなら、バギーシルエットに注目を。ストンと落ちるストレートラインは、カジュアルなTシャツはもちろん、ドレッシィなトップとも相性抜群だ。特に今季は、リュクスな素材使いや煌びやかなディテールで飾られたトップと合わせるコーデがトレンドのよう。ウォッシュ加工のバギーデニムに煌びやかなクリスタルメッシュトップを組み合わせたイザベル マラン(ISABEL MARANT)が、その代表格だ。
また、Y2Kスタイルの復活を後押しするブルマリン(BLUMARINE)は、2000年代風のローライズデニムを発表。コーディネートしたのは、グラマラスなサテンシャツと、コサージュ付きのパールチョーカー。ベルトとシューズにも差し色のレッドを配して、ダークロマンティックなトータルコーデを完成させた。
装飾的なデニムで、とびきりゴージャスに。
もうワンランク上を目指すなら、装飾的なディテールを施したデザインをチェックしよう。ジバンシィ(GIVENCHY)は、オーセンティックなブルーデニムに煌びやかなクリスタルを配して、ゴージャスに刷新した1本を発表。シンプルなホワイトトップとビッグパールのネックレスを合わせて、エッジィに仕上げた。
昨年、ディーゼル(DIESEL)の新クリエイティブ・ディレクターに就任したグレン・マーティンスは、シグネチャーのデニムにクラッシュド加工やキルティングを施し、カジュアルなアイテムをモードに昇華した。この、シューズと一体化したブーツパンツボトムは、インパクト大!トップもバッグもデニムで統一し、個性を発揮した。
グラマラスな世界観のヴェルサーチェ(VERSACE)にも注目。細かいラメのようなフィニッシュを施し、普遍的なデニムをドラマティックにシフト。パープルのクリスタルトップとコルセットをレイヤードし、見事にセンシュアルな肌見せを演出している。ラテックス素材のグローブやチョーカーなど、フェティッシュな小物技も参考にしよう。
Photos: Gorunway.com Text: Alice Cary Adaptation: Sakurako Suzuki
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