FASHION / Trend&Story

軽やかにシアーを纏って。【2018SS TREND vol.10】

纏うだけで心も体も軽やかな気持ちにしてくれるシアーアイテム。今シーズンはひと捻り効かせたデザインや、レイヤードとしてスタイリングに取り入れるのが気分。

CÉLINE お仕事シャツには遊び心を添えて。

毎日のお仕事着にも気軽にシアーを取り入れたい。そんな人にはセリーヌ(CÉLINE)のシアーシャツがおすすめ。ヴィヴィッドなカラーブロッキングは、まるで現代アートのような雰囲気を醸し出す。ルックのようにプリーツスカートとセットアップで着こなすのももちろんいいし、プレーンなタイトスカートやパンツに合わせても◎。グリーンのビッグショルダーバッグも、上質なワーキングスタイルの味付け役として重宝すること間違いなし。

DIOR 素材の透け感を生かしたレイヤード術。

今すぐにトライしたくなるレイヤード術を披露したのは、ディオール(DIOR)。透け感のあるブラウスに合わせたのは、夏らしい見せブラ。ドットのブラウス × ブラのワイドストライブという異なるパターンを敢えてぶつけることで、モード感がグッと増す。注意すべきは、透け感の配分。キュートなイラストを描いたロングスカートを合わせることで、セクシーさを見事に抑えている。

MIU MIU スポーティなムードを忍ばせる。

ガーリィなシアー素材のチェックプリントドレスはミュウミュウ(MIU MIU)から。もちろんフェミニンムード全開で着るのもいいけれど、今シーズンはトレンドのスポーティスタイルに落とし込んでみては?インナーにはクリーンなホワイトのトップとショートパンツ。足もとはサンダルにソックスを合わせれば、アクティブガールに変身。ちなみにドレスの襟は取り外し可能だ。

MAISON MARGIELA 定番アイテムをアップデート。

この時期、定番アイテムのトレンチコート。オーソドックスなデザインに物足りなさを感じているならメゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)のトレンチに挑戦したい。ルックのようにシアーの素材感そのままに着るもよし、インナーとの合わせでレイヤードを楽しむのもよしな、2WAYにも3WAYにも活躍してくれる優秀アイテムだ。全体のトーンがボヤけないよう、ウエスタン調のホワイトブーツと、春らしいフューシャピンクのリップで締めている点もお手本にしたい。

GIVENCHY パターンで甘辛バランスを調整。

ジバンシィ(GIVENCHY)は、脱・スイートルックの好例。ブラウスに施されたのは、なんとブラックのフラワー刺繍と、レッドベルベットのレオパード装飾という2パターンだ。喧嘩しそうなパターン同士をすっきりと纏め上げた絶妙なバランスと、バルーンスリーブのボリューム感がレディな装いに昇華してくれる。

Photos: InDigital Editor: Anna Togashi