
WEDDING / FEATURE
ウエディングでもパンツ派! スーツスタイルで決めた花嫁たちのベスト・ブライダルルック
Photo: Virgile Guinard
結婚式だからといって、必ずしもウエディング「ドレス」を纏わなければいけないわけではない。クラシックなメンズウェアにインスパイアされたルックから、全身輝くビーズに覆われた逸品まで、『VOGUE』で見つけた花嫁たちの個性豊かなパンツスタイルをピックアップ。
最近でこそわりと見かけるようになった花嫁のパンツスタイルだが、ドレスがまだまだ主流だった時代に脱ウエディングドレスを図ったビアンカ・ジャガーは、その先駆者とも言える。彼女が1971年にミック・ジャガーとの結婚式で着たサンローラン(SAINT LAURENT)のスモーキングブレザーとスカートからなるルックはウエディングの伝統を覆し、クール派の花嫁たちに向けた新たなブライダルスタイルを確立したのだ。
晴れの日にパンツルックを披露したセレブには、アマル・クルーニーやソランジュ・ノウルズなどもいる。2014年にヴェネチア市役所でジョージ・クルーニーと挙げた人前式で、アマルはステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)によるジャンプスーツを着用。同じ年にアラン・ファーガソンと結婚式を挙げたソランジュは、ステファン ローラン(STÉPHANE ROLLAND)のスーツを纏った。
「とにかくパンツスタイルを着ることにこだわった」と言うナタリー・スキナーのように、式やウエディング・ウィークエンドでパンツルックを取り入れるリアル花嫁もまた増えている。そこでUS版『VOGUE Wedding』は、思い思いのパンツスタイルで当日を迎えた6人のルックをアーカイブから厳選。王道のテーラードスーツからシアーな1着まで、それぞれの着こなしをご覧あれ。