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南アフリカの新星歌姫、タイラがシャネルのショーに初参加。スペシャルな1日に『VOGUE』が独占密着
パリ・ファッション・ウィークの最終日に開かれたシャネル(CHANEL)の2025-26年秋冬 プレタポルテ コレクションのショー。その会場では、メゾンのシグネチャーピースに身を包んだダコタ・ファニングやカミラ・カベロ、ジェシカ・アルバら豪華スターたちがフロントローを賑わせていた。
「私のお気に入りは、デニムとアクセサリーを重ねたもの」と話すのは、今回が初出席となる南アフリカ出身の歌姫、タイラ。「シャネルはクラシックでタイムレスなブランドだから、このショーに出席するのをすごく楽しみにしていました。会場も壮大ですね。それに私はパリが大好き。なんだかファンシーな気分になりました」
彼女がこの日選んだのは、シャネルにオマージュを捧げながらも独自のファッションテイストを効かせたピンク一色のルック。「クラシックなシャネル・ガールになりたかった」という彼女は、ツイード ジャケットにベアトップとミニスカートを合わせ、18Kホワイトゴールドとダイヤモンドをあしらった「ココ クラッシュ」のリングなどファインジュエリーを重ねて、輝きのアクセントを添えていた。
ミュージックビデオやパフォーマンスに限らず、レッドカーペットでも大胆なファッションを見せてくれるタイラだが、このルックは彼女がこれまで纏ってきた衣装のなかでも最も洗練されたドレッシーなものだ。「最近はハイファッションとストリートスタイルのミックスに夢中」と、彼女は進化し続ける自分のスタイルについて言う。シャネルが特にお気に入りで、最近は2008年春夏コレクションに登場したアンクルバッグを新たに購入したという。
この後も多忙なスケジュールを控えているタイラに、観光する時間はあまりなさそうだ。そんな彼女の限られた時間での楽しみは、「車で移動するときにエッフェル塔を探すこと」。パリでの滞在は束の間、彼女は次のショーがあるローマへと向かう。ショーン・ポールを迎え、今年リリースした「Push 2 Start」リミックスのミュージックビデオについて聞くと、エキサイティングなものだったと振り返る。「ファッションやビジュアルで遊ぶのは楽しかったですね。あまり計画したものではなかったのですが、最後にはまとまりました。プロセスを信頼したから出来上がったビデオです」
1日中、いつもの明るい笑顔を見せてくれたタイラ。ショーの前の様子は以下からのぞいてみて。