リリー・グラッドストーン Time100 Next
CELEBRITY / STYLE

先住民族出身のデザイナーにスポットライトを当てる、リリー・グラッドストーンのレッドカーペットスタイル

Photo: Taylor Hill/Getty Images

現在公開中のマーティン・スコセッシ監督最新作、『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』で一躍脚光を浴びている俳優のリリー・グラッドストーン。モンタナ州ブラックフット族の出身である彼女は、先住民族にルーツを持つデザイナーに光を当てる機会としてレッドカーペットを活用、自身が纏うルックを通して世界にその才能をアピールしている。

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大々的なプレスツアーなくしても、ネイティブアーティストのアイテムをしっかりと取り入れたルックを次々と纏っているグラッドストーン。今月パリで開催されたルイ・ヴィトンLOUIS VUITTON)の2024年春夏コレクションでも、メゾンのアンサンブルにはWOEMPE DESIGNSのスチール製のイヤリングを合わせ、ロエベLOEWE)のショーにはカラーリリーを模したエル・テチチ(EL TECHICHI)のピアスをして出席。そして今月24日(現地時間)に行われたTIME100 Nextガラで纏っていたのは、バーニング・ワゴン・デザインズ(BURNING WAGOON DESIGNS)のプリントドレスとジェニファー・ヤンガーが手がけたアクセサリー。

レッドカーペットで、先住民族にルーツを持つデザイナーのアイテムを纏うセレブはほとんどいないこともあり、グラッドストーンのスタイルは称賛されている。来年、無事にアカデミー賞が開催されることになれば、そのときは再び先住民族デザイナーたちの才能にスポットライトを当ててくれることだろう。

本来であれば敢行されていたプレスツアーを少しだけ味わせてくれる華やかなルックをピックアップ。