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−5度でもぽっかぽか。羽毛を使わない、100%リサイクル素材の“ダウンジャケット”【VOGUEエディターの #ChangeChallenge】

今年のヘビロテダウンは、セイブ・ザ・ダック(SAVE THE DUCK)の1着に決まり! 羽毛を一切使用せず、中綿から外地まで、すべてペットボトルを再利用して作られた“ダウンジャケット”は、エコなこだわりはもちろん、機能性もデザイン性も優れた逸品です。

冬の相棒は、サステナブルなダウンジャケット/鈴木桜子

Photo: Courtesy of Save the Duck 

──あなたのChange Challengeは?

日に日に肌寒くなり、新しい冬アウターをお探しの人も多いのでは? 私はペットボトルから再生されたポリエステル繊維を100%使用したセーブ・ザ・ダック(SAVE THE DUCK)のダウンジャケットをゲットしました。

──これを選んだ理由は?

ダウンジャケットといえば羽毛を使ったものが一般的ですが、アウターウェアを展開するセーブ・ザ・ダック(SAVE THE DUCK)は、“アヒルを救う”というブランド名の通り、羽毛を一切使わず、すべてのアイテムに「PLUMTECH®」という新開発素材の中綿を使用するブランドです。この素材はポリエステル粒子から作られており、ダウンのフワフワ感と温かさを再現しながら、自宅でも洗濯可能という優れものです。

私はブランドのライナップの中から、プラスチックリサイクルした材料から生まれた「RECYCLED PLUMTECH®」の中綿を使ったダウンを購入。ジャケットの外地と裏地もペットボトルから再生された素材で、完全にサステナブルな1着です。

こうした再利用素材の開発のみならず、動物保護への取り組みや労働環境の透明性も追求するセーブ・ザ・ダック(SAVE THE DUCK)は、イタリアで初めて「B-Corp」認証を受けたブランド。サステナビリティに対する熱心な姿勢を伺ううちに、このブランドのアウターが欲しい! と感銘を受けました。 

──使ってみた感想は?

実際の機能性は、羽毛のダウンに劣ることなく、しっかり保温効果抜群。私が選んだダウンは、–5度まで温もりをキープする1着で、ライナップの中にはエベレストを登山できるほどの高性能のものも! ポリエステル製なので、軽量で耐久性と防風性にも優れています。外地は撥水する素材で、雨や雪でも活躍します。

デザイン面では、オーバーサイズなのがポイント。キルティングが斜めに入っており、裾はキュッと絞れるので、中にレイヤーしてもシャープな印象が叶います。袖口のジッパーを開けると、フレアスリーブにもなって、コーデに合わせて何通りものシルエットが楽しめます。

Text: Sakurako Suzuki
#ChangeChallenge