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シャネルのアンバサダーも務めるバレリーナ、飯島望未のスーツケース。衣装をまとめる収納術とは? |Inside My Suitcase

アメリカのヒューストン・バレエ団でプリンシパルを務めるバレエダンサーの飯島望未。今回の帰国でスーツケースに詰めてきたチュチュやワンピース、ビューティアイテムを披露してくれた。なかにはダンサーに欠かせないマッサージグッズも!

インサイド・マイ・スーツケース

6歳からバレエを始め、現在はアメリカのヒューストン・バレエ団で活躍している飯島望未シャネル(CHANEL)のビューティーアンバサダーに抜擢されるなど、広告や雑誌をはじめ、ファッション界でも存在感を発揮している。

公演や撮影で日本とアメリカを頻繁に往復している彼女が、1週間の滞在となった今回の帰国で大きなリモワ(RIMOWA)の中身をみせてくれた。

「洋服はワンピースが多い」という彼女は、プリーツのニットワンピースやデニムのドレスなど、比較的ボリュームのあるウェアを畳まずそのままIN! “スーツケースの形に沿って入れ、出た部分だけを折って入れる”と言う独特な方法でスペースを最大限に活かし、10着ほどを収納。レオタードやシューズなど、小さなアイテムはポーチを活用している。 今回はウエアの他に、ゴールドのチュチュを1着とトゥシューズを2足詰めてきたが、公演で来日する際には、スーツケースの1/3がシューズで埋まるほど持ってくるそうだ。

コスメ類はすべて、ジップロックにまとめて収納を。飛行機の移動では、気圧の変化や衝撃で液体が漏れてしまう、という悲惨な出来事を回避できる便利なアイテムだ。そんな袋のなかに入れているのは、保湿力の高いフェイスオイルやアイクリームなど、乾燥肌対策のスキンケアが中心。他にも、眠りの質を向上させるために使っているウカ(UKA)の「エッセンシャルミスト」が必要不可欠だそう。ミスト状のオーガニックローションで、顔だけでなく、ボディや髪に潤いを補給できるのでチェックしてみたい。

手荷物として機内に持ち込んできたマルニ(MARNI)のバッグには、ブーティや筋肉をほぐす器具、マッサージ用アイテムを忍ばせている。「普段ウォーミングアップするときに、足を冷やさないように使用している」ブーティは、冷える機内でも着用し、足を温めているそう。

「コーヒーが大好きなので、(初めて訪れる街にいく時は)その土地のおいしいコーヒーショップを事前に調べる」という彼女だが、在住しているヒューストンで一番のカフェは『カタリーナ コーヒー』だと断言。「いろんな国から飲みに来る人がいる」ほど人気のカフェは、自家焙煎にこだわり、レンガがむき出しの内観でコージーな雰囲気が漂う、コーヒー好きには見逃せないスポットのようだ。

2019年3月に、バレエ団の最高位で主役を踊るプリンシパルに昇格したばかりの彼女は、「ファッションを通してバレエをもっと知ってもらい、劇場に足を運んでいただくのが今後の目標」だと語る。インスタグラムをはじめ、おしゃれな装いを公開している彼女のSNSもお見逃しなく。

チュチュやウエアをコンパクトにまとめるバレリーナ流のスーツケース収納術は、動画で詳しくチェックして。

Video: Maho Tomono Text: Moe Tsukamoto Editor: Eri Imamura