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バラク・オバマが勧める音楽プレイリスト、公開。気になるラインナップは?

元アメリカ大統領のバラク・オバマが、11月17日に自身の回顧録「約束の地」を出版した。その発売を記念して、大統領任期中にヘビロテしていた音楽をSNSで公開した。そのラインナップとは? 

オバマ元大統領の2回目の就任式には、ビヨンセが国歌斉唱で登場している。2013年1月。Photo: Getty Images

元アメリカ大統領のバラク・オバマが、自身の回顧録「約束の地」の出版を記念して、彼の政権時代にヘビロテしていた楽曲のプレイリストをツイッターで公開した。今までにもお気に入りのアーティストや映画をSNSでシェアしてきたが、今回は簡単に視聴できるように初のSporifyプレイリストを作成したのだ。

全20曲からなるプレイリストには、フランク・シナトラやスティービー・ワンダーの名曲から、2008年の就任舞踏会でミシェル・オバマ夫人と踊ったビヨンセ版エタ・ジェイムズの「アット・ラスト」(1961年)まで、多岐にわたるジャンルが選ばれている。なかには、テレワーク中の眠気を冷ましてくれる、エミネムのヒット曲「ルーズ・ユアセルフ」(2002年)も。さらに、ビートルズのシングル曲「ミッシェル」(1965年)も含まれ、オバマのロマンティックな一面も伺える。

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11月17日に発売された回顧録「約束の地」は、初の2巻に及ぶオバマの大統領任務の記録だ。熱心な読書家でもある彼は、プレイリストのほかにもおすすめの本も公開。亡きトニ・モリスンの全集、ジア・トレンティーノのデビューエッセイ集の「トリック・ミラー」(2019年)、イザベル・ウィルカーソンのアメリカの大移動についての研究書「別の太陽のぬくもり」(2010年)、そしてサリー・ルーニーの「ふつうの人々」(2017年)などがその一部だ。

バラク・オバマ、オススメの全20曲。
  1. アレサ・フランクリン/『The Weight』

  2. B.B.キング/『The Thrill Is Gone』

  3. ビヨンセ/『ヘイロー』

  4. ビヨンセ/『アットラスト』

  5. ボブ・ディラン/『The Times They Are A-Changin'』

  6. ブルックス&ダン/『Only In America』

  7. ブルース・スプリングスティーン/『The Rising』

  8. エミネム/『ルーズ・ユアセルフ』

  9. フリートウッド・マック/『Rhiannon』

  10. フランク・シナトラ/『Luck Be  A Lady』

  11. グロリア・エステファン/『Always Tomorrow』

  12. ジェイ-Z/『My 1st Song』

  13. ジョン・コルトレーン/『My Favourite Things』

  14. マイルス・デイヴィス/『Freddie Freeloader』

  15. フィリップ・フィリップス/『Home』

  16. ザ・ビートルズ/『ミッシェル』

  17. シャーデー/『Cherish The Day』

  18. スティービー・ワンダー/『Signed, Sealed, Delivered』

  19.  スティービー・ワンダー/『Sir Duke』

  20. U2/『Beautiful Day』

Text: Kerry McDermott
FROM VOGUE.CO.UK