グレース・コディントン / Grace Coddington
グレース・コディントン(Grace Coddington)は、1941年4月20日、イギリスのウェールズ生まれのクリエイティブディレクター。子供のときからヴォーグを愛読しており、ファッションへの興味はつきなかった。17歳のときにヴォーグのモデルコンペティションに出場。ヤングモデル部門で優勝し、モデルデビューを果たす。ヴォーグの表紙を何度も飾るなど人気モデルとなるが26歳のときに自動車事故によりまぶたを負傷し、2年間モデルを休業することに。その後イギリス版ヴォーグのエディターにスカウトされジュニアエディターに就任。1988年にはアナ・ウィンター率いるアメリカ版ヴォーグに移籍し、クリエイティブディレクターとしてアナの右腕的存在となる。2009年に公開されたドキュメンタリー映画「ファッションが教えてくれること」ではヴォーグの9月号が製作される過程で、アナとグレースが熱い議論を交わすシーンが話題となった。2012年には回顧録「グレース〜ファションが教えてくれること〜」が出版され、そのドラマティックな人生に映画化を求める声も高い。アイコニックな赤毛やオールブラックの着こなし、そして無類の猫好きなことでも知られる。