シャオ・ウェン・ジュ / Xiao Wen Ju
1989年5月19日生まれのシャオ・ウェン・ジュ(Xiao Wen Ju)は、同国出身のリウ・ウェンやフェイフェイ・サンとともに活躍している中国人モデル。身長176cm。小ぶりな顔のパーツと赤ちゃんのようにつるんとした肌の持ち主で、そのあどけないユニークなルックスはたくさんのデザイナーから愛されている。 2010年に業界最大手のIMGモデルと契約し、キャリアをスタート。同年には中国版『ヴォーグ』の表紙に抜擢される。翌年にはLOUIS VITTON(ルイ・ヴィトン)やPRADA(プラダ)、ROCHAS(ロシャス)などのハイメゾンのキャットウォークに登場した。 2012年にMODELS.COMが発表したトップ50モデルランキングでは22位にランクインしている。 その後もランウェイで人気を維持し、代表的なキャンペーンは、SS2012のMARC JACOBS(マーク ジェイコブス)、AW2012のKENZO(ケンゾー)など。シャオ・ウェン・ジュは、笑顔を絶やさない明るくチャーミングな人柄で知られ、オフランウェイでもその私服のセンスとともにバックステージやストリートスナップでも人気を博している。実際に話している映像を見ると、見た目とはギャップのある大人っぼい声と雰囲気を持つ。 2013年秋のmodels.comの女性モデル世界ランキングでは、29位だった。 チャイニーズモデルブームを牽引した、一世代前のリウ・ウェンの後継者の最有力候補で、リウ・ウェンがNY・ロンドン・ミラノまで欠場となった2014年2月から3月にかけてのウィメンズプレタポルテシーズンでは、シーズン前半からフェイフェイと共にアジア系トップモデルとして大活躍、さらなる世界的ブレイクを果たす。 2014年6月には、NYで開催された「カルバンクライン・コレクション」の2015リゾートコレクションに東洋系モデルとして唯一出演した。クールな印象が強いアジア人モデルが多い中で、シャオ・ウェン・ジュの柔らかい雰囲気は今後もコレクションで重宝される存在だろう。