大正時代、文豪や芸術家が集い、コミュニティが形成されていた軽井沢星野エリア。古くから、多くの人々に愛され続けているこの場所は現在、自然や文化を中心に人が集う“小さな街”となっている。そんな軽井沢星野エリアで、今年も「紅葉図書館」が開催。紅葉に囲まれた会場で、自然や旅、芸術の秋や食欲の秋といったテーマに沿って選出された約500冊の本を愉しむことができる。
また、今年は心地よい読書に最適なアイテムの貸し出しサービスを用意。ハンモックやブランケット、クッションなどを借りて、思い思いの場所で読書が楽しめる。
紅葉図書館に隣接したカフェ ハングリースポットでは、近くにカエデの木があることから、メープルシロップを使った「メープルナッツラテ」の販売も行う。カエデの形をしたクッキーを添えた肌寒い日にぴったりの秋限定ドリンクだ。
さらに、「本のリレー」と題し、自宅で眠っている本にメッセージを添えて提供し、気に入った本があれば持ち帰ることができる企画も実施する。星野エリア110周年を記念して、大正時代に当地を訪れた文人たちの作品を紹介するコーナーも設置されるそうだ。
紅葉図書館
開催期間/10月5日(土)~11月4日(月・休)
開催場所/軽井沢星野エリア内「星野温泉 トンボの湯」前の広場
開催時間/10:00~17:00
・雨天中止、飲食物は状況により変更の可能性あり
料金/入場無料
https://www.hoshino-area.jp/
Text: Aya Hasegawa
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